Mスポーツ・フォードWRT、2026年のフルタイム選手2名を発表。マッカーリーンとアームストロングを起用

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2025年12月17日 12:30  AUTOSPORT web

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2026年WRCにMスポーツ・フォードWRTから参戦するジョン・アームストロング(左)とジョシュ・マッカーリーン(右)
 WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTは12月16日、2026シーズンのフルタイム参戦ドライバーとして、ジョシュ・マッカーリーンとジョン・アームストロングの起用を発表した。ふたりはモータースポーツ・アイルランド・ラリー・アカデミーの支援を受け、フォード・プーマ・ラリー1をドライブしてWRCトップカテゴリーに挑む。

 Mスポーツ・フォードWRTは2026年シーズンに向け、マッカーリーン/エオイン・トレイシー組の継続参戦に加え、アームストロング/シェーン・バーン組を新たに迎え入れる。両組は来年1月のラリー・モンテカルロで揃って開幕戦に臨む予定だ。

 2025年のMスポーツ・フォードWRTは、グレゴワール・ミュンスターとマッカーリーンの2名をレギュラー起用しシーズンを戦った。前年までチームを牽引したアドリアン・フルモーは2025年からヒョンデへ移籍し、ミュンスターが事実上のエースへ。マッカーリーンはラリー1デビューを果たした。加えてマルティン・セスクスも複数イベントにスポット参戦を行うなど、Mスポーツは若手の起用を続けた。

 なかでも継続参戦が決まったマッカーリーン/トレイシー組はモンテカルロで7位入賞を果たすなど、ポルトガル、フィンランド、セントラルヨーロピアンラリーでもトップ10フィニッシュを重ね、着実に経験を積んだ。

 マッカーリーンは2025年シーズンを通じてプーマ・ラリー1での経験を蓄積し、2026年にさらなる飛躍を目指す。アイルランド出身の彼は、アカデミーの支援を受けてラリー2やWRC2で実績を積み、ラリー1参戦初年度から安定した走りを披露した。

 一方、アームストロングはフォード車でラダーカテゴリーやERCヨーロッパ・ラリー選手権でキャリアを築いてきた。2013年にフォード・フィエスタR2で英国ラリー選手権に挑戦し、2015年にはERC3やRC4で国際舞台にデビュー。2021年と2022年にはジュニアWRCで2年連続ランキング2位を獲得した。

 2023年にはERC3タイトルを獲得し、2024年にはフィエスタ・ラリー2でERCトップカテゴリーに挑戦を開始。2025年にはバーンとともにERCで初優勝を果たすなど、着実にステップアップを遂げてきた。

 今回の発表に際し、チーム代表リチャード・ミルナーは「ジョシュとエオインの継続参戦は非常に嬉しい。彼らの成長は明らかで、チームにとって大きな存在だ。さらにジョンとシェーンのラリー1挑戦も楽しみだ」とコメントしている。


●ジョシュ・マッカーリーンのコメント

「Mスポーツから2026年のWRCシーズン参戦が決まって、本当にうれしい。チームとモータースポーツ・アイルランド・ラリー・アカデミーのサポートには心から感謝している。2025年は大きな成長ができたので、その経験を来年に活かすのが楽しみだ」

「このレベルでまた走れることは自分にとって大きな意味がある。昨年の今頃と比べて気持ちの面でも全然違っていて、より強く、よりクリアになり、挑戦を楽しむ準備ができている。今は自分のパフォーマンスに集中して、エオインと一緒にこの素晴らしいチャンスを最大限に活かしたいと思っている」


●ジョン・アームストロングのコメント

「ラリー1カーを走らせるチャンスをもらえて、本当に感謝している。若い頃からずっと目指してきたことなので、ラリーのトップカテゴリーで走れるのは夢が叶ったような気分だ。もちろん、うまくいかない年もあって、この機会が来るのか分からない時期もあった。でもERCでいいシーズンを過ごして力を示せたので、自然とWRCで自分たちがどこまでやれるか試したくなった」

「これまでのキャリアのほとんどを一緒に戦ってきたMスポーツ、そしてモータースポーツ・アイルランド・ラリー・アカデミーには本当に感謝している。彼らの支えがなければここまで来られなかった。これからの一年が楽しみだ。いいこともあれば、もちろん難しいこともあると思う。でも僕らは困難を乗り越えられることを示してきたので、強い気持ちを持って、楽しみながら前に進んでいきたい」

[オートスポーツweb 2025年12月17日]

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