
お笑いコンビ、ナイツ塙宣之(47)が22日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月〜木曜午後1時)にパーソナリティーとして生出演。自身が審査員を務めた漫才日本一決定戦「M−1グランプリ2025」で決勝3位に入ったエバースを絶賛した。
エバースは1本目で「ルンバ車」を披露。免許を持ってない佐々木隆史が、相方の町田和樹を車にするという漫才を披露。町田が4つのルンバにまたがって車にトランスフォームをするという展開だった。870点で1位通過したが、最終決戦で披露した「腹話術」が不発で1票も取れず3位だった。
塙はエバースの1本目に99点をつけた。「エバース、めちゃくちゃ面白かった。1本目、もう迷ったんだよ、100点つけようか。だってこれ以上の漫才ある?」と打ち明けた。
塙は19年に優勝したミルクボーイの漫才「コーンフレーク」にも99点をつけている。「7年ぶり。迷わずいった。完璧だもん。ヤーレンズ95点出してるから。ヤーレンズもちろん面白かったけど、もう頭2つぐらい抜けてた。差を思いっきりつけようと。100点も考えましたけど」と経緯を説明。「2本目はワケ分かんないことやってたけど。町田が口パクパクやってた」と語った。
塙は1本目のエバースの講評で内海桂子師匠の格言「言葉で絵を描く」を引用し絶賛していたが、2本目は正反対の展開に。本格漫才師が顔芸をやってしまったことに「あれ想像して面白いのに。町田がやっちゃって。面白い顔やっちゃった」と語った。
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その上で「あれも本人たち、地方とかで試したんだって。身内のネタになってないかと。でも地方でやってウケたから、これはそういう身内じゃないんだっていうのを分かってやってた」と背景を説明した。
たくろうがエバース、ドンデコルテとの最終決戦を制し、第21代王者に輝いた。過去最多で1万1521組の頂点で賞金1000万円などを手にした。
◆エバース 佐々木隆史(ささき・たかふみ)は1992年(平4)11月6日生まれ、宮城県出身。町田和樹(まちだ・かずき)は1992年(平4)4月24日生まれ、神奈川県出身。東京NSC21期、16年結成。24年NHK新人お笑い大賞優勝。吉本興業所属。
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