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落語協会(柳家さん喬会長)の「納めの会」が26日、都内で行われた。林家木久扇(88)は中締めのあいさつに登壇した。
日刊スポーツなどの取材には「今年は体の調子が良くて、寄席には全部出席でき、笑っていただきました」と、予定していた寄席高座は無欠席だったと話した。
21年に左大腿(だいたい)骨を骨折したが、この日はつえなしで壇上に上がって、回復も順調な様子。リハビリは週1回続けており「リハビリしちゃあ、寄席に出ておりました」と笑った。
26年は著書の出版があるほか、所蔵していた師匠林家彦六さんの日記が学術書になることも明かし「”親孝行”ができます」と喜んだ。
また、9月に自宅マンションが火事に遭った林家ペー(84)も出席し「踏んだり蹴ったりだったけど、拾う神の多いことといったら。おかげさまです」と同協会からの見舞金や、林家たい平が呼びかけ開催したチャリティーイベントなどに感謝した。損害賠償金の支払いめども立ち「来年はハッピーにウマくいくんじゃないかな」と笑みを見せた。この日は妻パー子は一緒ではなかったが、ペーは「ずいぶん元気になったよ。林家ペー・パー子ですから」と夫唱婦随を強調した。
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