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落語家の2代目林家三平(55)が31日、文化放送「長野智子アップデート」に出演。24日に92歳で老衰のため亡くなった母の海老名香葉子さんについて語った。
三平は「『母さん、生んでくれてありがとね』と伝えると、私の手を握ってくれました。自分から目を閉じて旅立っていきました。感謝を伝えられたので、悲しさはないんです」と、別れの時をリスナーに報告した。兄の林家正蔵、姉の海老名みどり、泰葉も病室に駆けつけたという。
この日は初七日。三平は時折、涙声になりながら、亡き母について語った。
「父(初代三平さん)が亡くなって(1980年9月)どん底だった時、それまで家のことしかしてなかった母が講演をやったり、父になってくれました。今年10月末、誤嚥(ごえん)性肺炎で入院。病院の方々には本当に、お世話になりました」
「亡くなる5時間前、病室が寂しいからビング・クロスビーやサッチモ(ルイ・アームストロング)のクリスマスソングを流したら、母には『うるさいよ。静かにしておくれ』と言われました」
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「俺、大丈夫かな?」と母に言うと「あんたは大丈夫。さっちゃん(妻の国分佐智子)がいるから」と言って、香葉子さんは旅立っていったという。
「母は偉大でした。すがすがしいといえば、不謹慎かもしれませんが、今は荷が下りたような思いです」と、三平は心境を明かした。
三平は、初代三平さんと海老名香葉子さんを両親に持ち、前名は林家いっ平。
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