
ライフステージの変化が友人との絶縁のきっかけになることがある。かつては良好な関係だったとしても、置かれた環境が違えば、会話の糸口すら見失ってしまうものだ。
投稿を寄せた50代女性は、元同僚の女性と絶縁した経緯を明かした。職場が変わってから5年ほど経つが、その間に相手は結婚し、出産。一方の女性は子どもがおらず、現在も仕事を続けている。(文:湊真智人)
乳児を飲み会に同伴「面倒を見るように仕向ける」
出産時には相手の家に出向き、お祝いをした。しかしそれ以上の干渉は避けたかったようで、子供を連れて出かけようという誘いにも乗り気ではなかった。
「平日休みもたまにありますが、貴重な平日休みにわざわざ彼女と子どもと一緒に出かけようという気にはなれず、LINEでは連絡をとっていましたが、頻繁に会うことはありませんでした」
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しかし相手は育児のストレスが溜まっていたらしく、「大人と話したい!」と女性に連絡し、たまに飲みの席を設けていた。だが回数を重ねる内に、当時「生後数か月」だった子どもを連れてくるようになり、女性に面倒を押し付け始めたのだ。
女性自身には子どもはいないというから、他人の子の世話と言われても戸惑うだろう。だがこの行動には、元同僚なりの理由があった。
「ほかにもう一人、50代の子育てベテランが同席していて、そのベテランと彼女は仲が良く、子どもを産んでから私(投稿者)の態度が変わったと思っているようで、何かと子どもの面倒を見させようとしてきた」
徐々に距離を取ろうとした女性の意思を察してか、元同僚は自身の子どもを通して、態度の軟化を図ったようだ。
しかしそれはまったくの逆効果で、露骨に世話を焼かせようとする元同僚の態度に、女性は辟易してしまった。「今は会ったところで向こうは子育てや夫の愚痴などで話は合わない」と感じ、ついにLINEをブロック。半年に及ぶ沈黙を選んだ。
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「産んだのは自分だし…」と思う女性
ところが、SNSを断っても届いてしまうのが年賀状だ。今年も届いたというそれを見て、女性は冷ややかにこう述べる。
「2歳8か月になったという子どもの写真が載っているのですが、正直、他人の子どもの成長なんて興味ないのです」
返事を出すつもりはなく、相手がいつブロックに気づくかを静観しているという。その一方で、女性は相手の苦労を推察してもいる。
「親が遠方に住んでいるため誰にも頼れずに子育てしなければいけない苦労はわかります」
それでも、「協力的な夫」がいながら、「手のかからない子」の面倒を押し付けてくる元同僚の考えは「理解できない」と断言する。結果、「付き合うのも面倒」と、心の距離が広がるだけの女性は、自身のスタンスを改めてこう語る。
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「産んだのは自分だし、子育てするのは当たり前のことなのに、日頃のストレスをこちらにぶつけられても困るのです。私だったら自分の子を他人に見てもらおうなんて、これっぽっちも思わないので、彼女のことが理解できなくなり、付き合うのも面倒になってしまいました」
もちろん、友人には悪意はないのだろう。自分で産んだとしてもストレスが溜まることはある。しかし、女性としてはこれ以上その友人に時間を割きたくない、という思いが強いようだ。それも仕方ない反応だろう。
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