2027年からマクラーレンの新型LMDh車両をドライブすることが明らかとなったミケル・イェンセン 2027年のWEC世界耐久選手権でのハイパーカープログラムに向けてマクラーレンに新加入したミケル・イェンセンは、同ブランドの歴史、その「ハングリー精神」、そして新たな挑戦への渇望が、このプログラムへの参加を決意した決め手となったと語った。
■「キャリアの黄金期」に訪れたチャンス
このデンマーク出身ドライバーは1月13日、マクラーレンのスポーツカーレース最高峰クラスへの復帰における最初の契約ドライバーとして発表された。イェンセンはプジョー9X8で3年半のキャリアを積み、昨年の富士スピードウェイ戦では2位を獲得するなど、3度の表彰台を手にしている。
そのため、イェンセンは環境を変える絶好のタイミングだと感じ、マクラーレンがまだ名前が決まっていないLMDhマシンでハイパーカーに参戦するという決定を聞いた瞬間から、興味を持ったという。
プジョーからの離脱について尋ねられたイェンセンは、「そこには多くのことがあった。ハイパーカーでの経験を踏まえ、新たな挑戦をする時が来たと感じた」と語った。
「マクラーレンからの発表を見た時、ブランドの歴史、1995年のル・マン優勝、F1での成功などを考えると、ここにはハングリー精神が溢れているのが分かった。誰もが勝ちたいと思っており、僕も勝ちたい。だから、まさにぴったりだと感じたんだ」
「話し合いを始めてから、すべての点で良い方向へ進んでいたと思う。素晴らしいマッチングで、とても興奮している」
イェンセンは、以前の所属先でのパフォーマンスに「あまり満足していなかった」と認め、マクラーレンがハイパーカー参戦を表明した時点ですでに選択肢として検討していたという。
「表現するのは難しい」と彼は付け加えた。
「僕もキャリアの黄金期にいる。ちょうど31歳になったばかりで、耐久レースドライバーとしては良い年齢だ」
「自分が当然得るべき成功を収められず、まだレースに勝てていなかったので、周囲を見回し始めた。マクラーレンがこのプロジェクトを発表した時、好奇心を持ったのは当然のことだった」
「耐久レースにおけるこのブランドの歴史は、言うまでもなく非常に魅力的だ。移行は自然な流れで、キャリアを変える時が来たと思った。そして、ここが僕にとって最適な場所だと思っている」
マクラーレンは、昨年のル・マン24時間レースでプログラムの詳細が発表された直後から、新型マシンのシミュレーター開発に着手している。
イェンセンは、11月初旬のバーレーンでのWECシーズン最終戦を最後にプジョーでの契約を終えるとすぐに、そのプロジェクトに携わり始めた。
マクラーレン・エンデュランス・レーシングのチーム代表であるジェームズ・バークレーは、すでに契約は最終段階にあり、近日中に新たなドライバーを発表する予定であることを明らかにしている。
[オートスポーツweb 2026年01月16日]