セルジオ・ペレス(キャデラック)がシルバーストンでニューマシンのシェイクダウン キャデラック・フォーミュラ1チームが、1月16日、2026年F1マシンのシェイクダウンを行ったことを発表した。2026年にF1に初参戦するキャデラックは、プロモーション目的のフィルミングデーを利用、レースドライバーのセルジオ・ペレスがイギリス・シルバーストンを走行した。
キャデラックはマシンの正式リバリーを2月8日にスーパーボウル中のテレビCM枠で公開する予定で、その前に実施されるバルセロナテスト用リバリーはすでに発表済み。しかしシェイクダウンで使用されたマシンは、オールブラックに塗られたものだった。
チームは、マシンのデザイン詳細が分かるものではないものの、画像と動画を公開している。この動画を通して、フェラーリ製パワーユニット(PU)のサウンドを聞くことができる。キャデラックは自社製パワーユニットの準備が整うまでは、フェラーリのパワーユニットを搭載してF1を戦う。
当日は、ペレスのチームメイトのバルテリ・ボッタスと、リザーブドライバー周冠宇も、ニューマシンの初走行を見守った。この日はあいにく、路面が濡れたコンディションだった。
CEOダン・タウリスは次のようにコメントした。
「今日のシェイクダウンは、キャデラック・フォーミュラ1チームにとって極めて重要な一歩である。ガレージからマシンが走り出す姿を目にするのは、誇りに満ちた瞬間だ。初走行は歴史的な節目であり、純粋な情熱に突き動かされて積み重ねてきた何千時間もの作業の集大成でもある。グレアム(・ロードン/チーム代表)は、この瞬間に到達するため、すべてを注ぎ込む真のレーサーたちでチームを編成するという素晴らしい仕事を成し遂げた。これは始まりに過ぎない。メルボルン、そしてその先に向け、我々の取り組みはこの先も加速していく」
ロードン代表は、「今日という日は、チームに関わるすべての人々が注いできた、数え切れないほどの努力、献身、そして信念の結晶である」と語っている。
「短期間のうちに、我々が着実に前進していることを示している。実際のガレージ環境でチームが一体となり、マシンのシステムを確認し、初期的な問題を解決するうえで、非常に有意義な機会となった。ただし、これは長い道のりの始まりに過ぎない。数週間後に控えるプレシーズンテストへと意識を切り替え、そこでさらに多くの学びを得ることになる」
チーム初のF1マシンを走らせたペレスは、感慨深い一日だったと述べた。
「今日は本当に素晴らしい一日だった。チームとして初走行を終えたことを、誰もが心から誇りに思うべきだ。この瞬間にたどり着くまで、全員が信じられないほど懸命に働いてきたし、モータースポーツの歴史の一部となれたことは感情的ですらあった。もちろん、この達成を楽しむべきだが、同時にもっと走りたいという気持ちが強くかき立てられている。とにかくまたマシンに乗って走行距離を重ねたい。これは本当に始まりに過ぎない」
チームメイトのバルテリ・ボッタスにとっても、忘れられない瞬間になったという。
「キャデラック・フォーミュラ1チームのマシンが初めてサーキットを走り、チームとして今日、歴史を刻んだ。チェコが最初のラップを担当し、マシンはスムーズに走行した。この地点までたどり着いたチーム全員を誇りに思う。本当に印象的な成果だ。この特別な瞬間に立ち会い、チームの喜びを目にできたことは忘れがたい。我々の最初の一日は終わり、ここからさらに前進していく」
[オートスポーツweb 2026年01月17日]