ポルシェの1-2-3で公式テストがスタート。午後はグリルが小さくなったBMWが最速に

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2026年01月17日 20:50  AUTOSPORT web

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初日最速タイムをマークした7号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ) 2026ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24
 1月16日、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにて、伝統のデイトナ24時間レースに向けたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の公式テスト、『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24』が開幕した。

 テスト初日となる金曜日にはふたつのセッションが行われ、7号車ポルシェ963と24号車BMW MハイブリッドV8がそれぞれトップタイムを記録。前車のポルシェが初日最速タイムをマークした。


■型落ちの『963』が両セッションで2番手につける

 金曜午前のセッション1では、ポルシェ勢が上位3番手までを独占した。ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの7号車ポルシェ963を駆るフェリペ・ナッセが1分36秒327をマークし、この日の全体ベストを記録している。

 2番手にはJDCミラー・モータースポーツのニコ・ピノが、2025年仕様のマシンでトップと0.004秒という僅差で続き、3番手にはローレンス・ファントールのドライブで1分36秒435をマークしたポルシェ・ペンスキーの6号車が入った。

 新旧の963がワン・ツー・スリーを形成するなか、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)のキャデラックVシリーズ.R勢が4番手と5番手に続き、さらに6番手で続いたBMW MチームWRTの25号車BMW MハイブリッドV8までが首位と1秒以内となっている。姉妹車の24号車は7番手だ。

 一方、今季2026年も太田格之進をデイトナ24時間のメンバーに加えるアキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)はマシントラブルに見舞われ、セッション終了間際まで代表的なタイムを記録できない苦しい立ち上がりに。この結果、太田組の93号車アキュラARX-06は9番手、姉妹車の60号車にいたってはGTPクラス11番手(総合24番手)に留まっている。

 午後の第2セッションでは、BMW MチームWRTの24号車MハイブリッドV8を駆るシェルドン・ファン・デル・リンデが1分36秒742を記録してトップに立った。このタイムは午前中のナッセの記録には及ばなかったものの、ティメン・バン・デル・ヘルムがドライブしたJDCミラーの85号車ポルシェを0.138秒上回った。

 3番手と4番手にはふたたびポルシェ・ペンスキーの2台のファクトリーカーが入り、テスト初日とはいえ安定した速さを見せている。その後ろに3台のキャデラック勢つけ、アキュラの60号車が8番手に。デイトナ初参戦となるアストンマーティン・ヴァルキリーは、太田組93号車アキュラをひとつ上回る10番手につけた。

 LMP2クラスは、TDSレーシングの11号車オレカ07・ギブソンが午前の最速。午後はユナイテッド・オートスポーツの2号車オレカ07・ギブソンがトップを奪った。

 GTカテゴリーでは午前中、マグナス・レーシングの44号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボが、RLLチーム・マクラーレンの59号車マクラーレン720S GT3エボを筆頭とするGTDプロ勢を上回る1分47秒304というタイムをマークした。また午後についても、グラディエント・レーシングの66号車フォード・マスタングGT3エボがGTDプロ最速となった75エクスプレスの75号車メルセデスAMG GT3エボを上回っている。

 テスト初日は複数回の赤旗中断が見られた。このうちセッション1では、インディカーのスター、ウィル・パワー(75号車メルセデス)がスピンを喫して唯一の赤旗の原因となった。

 午後のセッション2では、ヨブ・ファン・ウイタート(インタースポーツ・レーシング/37号車オレカ07・ギブソン)のターン1でのクラッシュや、エステバン・マッソン(バッサー・サリバン・レーシング/12号車レクサスRC F GT3)がコース上で停止したことにより計2度の赤旗が提示された。また、マンタイ・レーシングの“グレロ”911号車ポルシェ911 GT3 Rは、トランスポンダーの不具合の解消に時間を要し、午前の走行がわずか5周に制限された。

 来週末の24時間レースの本番を見据え、各陣営がデータの収集と調整を急ぐなか、走行は土曜日も引き続き行われる予定だ。

[オートスポーツweb 2026年01月17日]

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