新旧ポルシェ勢が開幕直前の公式テストでトップ3を独占。アキュラは苦戦か/IMSA

0

2026年01月19日 12:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2025年仕様でありながら総合2番手につけた85号車ポルシェ963(JDCミラー・モータースポーツ) 2026ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24
 アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで、1月16日から3日間にわたって開催されたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス24』が18日に終了した。

 伝統のデイトナ24時間レースを前に、計7回のセッションが行われた同テストでは、現王者であるポルシェ勢が圧倒的なパフォーマンスを披露し、総合トップ3を独占する結果となっている。


■ブロンズドライバーがプロを上回る

 総合首位に立ったのは、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)の7号車ポルシェ963だ。フェリペ・ナッセが乗り込み、16日(金)朝のセッション1で記録された1分36秒327というタイムは、その後3日間のテストを通じて一度も破られることはなかった。

 総合2番手はJDCミラー・モータースポーツの85号車ポルシェ963。同チームは今季、IMSAの承認を得て2025年仕様の963を走らせるが、このテストではアップデートされた最新型の間に割り込むかたちに。黄色い963はニコ・ピノのドライブで、ナッセにわずか0.004秒差まで迫るタイムで続いた。また、ピノは最終日のセッション6でもトップタイムとなる1分37秒099を記録している。

 総合3番手はチャンピオンカーであるPPMの6号車ポルシェで、姉妹車から0.106秒の後れを取った。総合トップ3のタイムは、いずれもセッション1で記録されている。

 ポルシェ3台の後塵を拝するかたちとなった他メーカー勢では、総合4番手となったウェイン・テイラー・レーシング(WTR)の10号車キャデラックVシリーズ.Rの1分36秒731を基準に、24号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)や40号車キャデラックVシリーズ.R(キャデアックWTR)、31号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ウェーレン)などが僅差で中団グループを形成する一方、アキュラARX-06の60号車と太田格之進もドライブする93号車(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング)勢は9番手と10番手に沈み、トップから約1秒近い後れを取る苦しい結果となった。

 また、昨季2025年にデビューしたもののデイトナ24時間は初参戦となる23号車アストンマーティン・ヴァルキリー(アストンマーティンTHORチーム)は、クラス最後尾の11番手でテストを終えている。

 LMP2クラスでは、11号車オレカ07・ギブソン(TDSレーシング)のシャルル・ミレッシがセッション1でマークした1分38秒935が週末の最速タイムとなった。2番手にユナイテッド・オートスポーツUSAの2号車オレカ、3番手にはプラット・ミラー・モータースポーツの73号車オレカが続いたが、1分39秒を切ったのは11号車だけだった。

 GTカテゴリーでは、プロ・アマクラスにエントリーしているGTDカー44号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ(マグナス・レーシング)のスペンサー・パンペリーが1分47秒304で全体首位となった。同クラスではフォード勢が英国車の後ろに続き66号車マスタングGT3エボ(グラディエント・レーシング)が2番手、同じくマスタングの16号車(マイヤーズ・ライリー・モータースポーツ)が3番手につけた。

 GTDプロクラスで特筆すべきは、75号車メルセデスAMG GT3エボのケニー・ハブル(75エクスプレス)が、ブロンズドライバーながら名だたるファクトリードライバーたちを抑えてクラス最速タイムを記録したことだ。そのタイムは1分47秒530で、クラス2番手となった48号車メルセデスAMG GT3エボ(ウインワード・レーシング)を0.115秒上回った。

 同3番手には9号車ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2(パフ・モータースポーツ)がつけた。4番手以降は65号車フォード・マスタングGT3エボ(フォード・レーシング)、59号車マクラーレン720S GT3エボ(RLLチーム・マクラーレン)、3号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(コルベット・レーシング・バイ・プラット・ミラー・モータースポーツ)などが僅差で続いている。

[オートスポーツweb 2026年01月19日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定