“深夜ラジオ”と“ハガキ職人”を描く舞台 脚本・演出は『あいのり』金ちゃん【コメント全文】

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2026年01月23日 10:00  オリコンニュース

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金沢知樹
 元TOKIOの松岡昌宏が主演を務める、“深夜ラジオ”と“ハガキ職人”を描く舞台『はがきの王様』の概要が23日、発表された。脚本・演出は、お笑い芸人としてデビューし、「あいのり」では“金ちゃん”の愛称で親しまれた金沢知樹氏が手がける。

【写真】豪華!『はがきの王様』キャスト陣

 金沢氏は、お笑い芸人としてデビューし、「あいのり」では“金ちゃん”の愛称で人気者に。その後裏方に転向し、2003年に劇団を旗揚げ。以降ラジオ、テレビ番組の構成作家などを経て、2022年に地元を舞台にした映画『サバカンSABAKAN』で監督を務めたほか、TBS『半沢直樹』でも脚本を担当。2023年、世界中で大ヒットしたNetflix配信ドラマ『サンクチュアリ‐聖域‐』の脚本を手がけ、アジアアカデミークリエイティブアワードで最優秀脚本賞を受賞した。2025年1月クールではNHK「東京サラダボウル」、TBS「クジャクのダンス、誰が見た?」と同時期OAの2作を担当した。

 今作は、そんな金沢氏の原点ともなる、青年期の“深夜ラジオ”の体験をベースに、ある男の再生と勇気をつづる物語。また、舞台上演に先駆け、物語の前日譚となるラジオドラマもニッポン放送でオンエアするマルチ・プラットホームプロジェクトとなっている。

 松岡は、主人公の元ハガキ職人・田中浩司を演じる。さらに、浩司の幼馴染で初恋の同級生・嬉里弥生役として、パーソナリティー経験のある黒谷友香。また、高校時代の田中浩司役に自らも元ハガキ職人という渡部秀、高校時代の嬉里弥生役に現在ニッポン放送で毎週木曜日の「オールナイトニッポンX(クロス)」のパーソナリティーを担当している松田好花(日向坂46)。そして、渡辺裕太、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、栗原萌実、高乃麗といった実力派俳優が登場。伝説のパーソナリティー・楢崎幸之助役として、32年前に「電気グルーヴのオールナイトニッポン」でリアルにオールナイトニッポンのパーソナリティーを務めていたピエール瀧が起用された。

 同作は、5月14日〜24日まで本多劇場、28日〜30日まで森ノ宮ピロティホールで上演される。

■金沢知樹氏
ぼく自身、学生時代にオールナイトニッポンにはがきを送っていました。ビートたけしさん、とんねるずさん、鴻上尚史さん、デーモン閣下。ただ「笑ってもらいたい」という一心で、はがきに向かっていた時間。まぁほぼ採用されたことはないのですが。

一流のハガキ職人の方に比べると、僕には才能がありませんでした。今でも、あの職人の方に頭が上がりません。今回この作品に向き合うにあたって、当時の気持ちを思い返しながら、もう一度“書くことの原点”に立ち返りながら脚本に取り組んでいます。

そして、松岡昌宏さん、ピエール瀧さんという、圧倒的な存在感と表現力を持つお二人とご一緒できることを、心から光栄に思っています。そしてご出演いただける皆さん、ラジオへの想いがとても熱い方々ばかりです。
―――たまりません。はがきを書いていた、あの頃のように誠実にバカらしく言葉を積み重ねていきたいと思います。見ていただける皆さんに少しでも、笑っていただけるように―――

■ストーリー
昭和61年、長崎で決して裕福でない家庭で暮らす高校2年生の主人公・浩司は、母からプレゼントされたラジカセをきっかけに深夜ラジオにのめり込む。リスナーでは飽き足らずはがきを送り続け、ついには番組でも常連のハガキ職人となるまでに上りつめたが、大学、社会人となりいつのまにかラジオからは遠のいていた。

40代半ばとなり、外資系企業のエリート幹部になっていた浩司は仕事でつまずき退社する羽目に。妻も子も家を出てしまい、順風だったはずの人生が転落していく。
すべてを失いふと訪れた実家で見つけたのは、あの頃熱中していた古いラジカセだった。電源を入れチューニングして聴こえてきたのは、なんと当時熱狂していたあのパーソナリティ・楢崎のしゃがれ声だった。「まだ、続いてたんだ…」久しく耳にする声に高揚するも、楢崎は来年番組を引退するという。

何かに駆られるように筆をとり、番組宛にはがきを送る浩司。ここから、再びあの熱情の日々が始まるきっかけになろうとは知らずに。

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