「時間があれば片付く」は実は嘘? お片づけのプロがポイントを解説

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2026年01月24日 09:20  マイナビニュース

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「もう少し時間に余裕ができたら片づけよう」



そう思いながら、気がつけば何ヶ月、何年も経ってしまった…。そんな経験はありませんか?



時間ができても片づかない原因と対策をお片づけのプロが解説します。


多くの人が、家が片づかない理由を「時間がないから」と考えています。しかし実際には、時間ができても家が片づかないケースは非常に多いのです。休日にまとまった時間が取れたのに、思ったほど進まない。やる気はあるのに、どこから手をつけていいか分からず終わった。



そんな調子で「片づけが永遠に終わらない」と感じる方は実は驚くほど多くいらっしゃいます。そう、お片づけは「時間があれば終わる」は間違いで、実はきちんとした手順を踏むことが大切なのです。



実は、時間があっても片づけない原因は、正しいお片づけをしていないことにあります。

間違ったやり方でお片づけをしているとリバウンドしやすく、「片づけても、片づけても終わらない」という悪循環にハマりがち。



では、「正しいお片づけ」とはどんな手順なのでしょうか。解説します。

○まずは家の中の使い方を見直して「モノが置ける範囲」を決める


家族で住んでいる場合、家の中のエリアは「個人エリア」と「共有エリア」に分かれます。



個人エリアはその名の通りメインで使う人が決まっている場所で、共有エリアはリビングやキッチン、玄関、トイレなどのみんなで使う場所のことを指します。



こうやって家の中を「誰が使うのか」「ここは何のためのエリアか」と考えて、まずはざっくりと家の中のエリア分けをしていきましょう。



一人暮らしの場合でも「ここは寝る場所」「ここはご飯を食べてくつろぐ場所」など、どんなシーンで使うのかをしっかりと考えていきましょう。



誰が、どのように使う場所なのかが決まってくると「どんなモノが集まるためのエリアなのか」が自然と決まってきます。

○モノを選別する


家のどの場所を誰が使うのかが決まったら、実際にモノを移動させていきます。

例えば自分の洋服が多すぎて子供部屋のクローゼットにも置かせてもらっているとしたらそれは自分のクローゼットエリアに移動させます。そして自分のクローゼットに入る量になるまで減らしていきます。



このように「エリアを決めてモノを集め、そこに入るように量を調整していく」というステップを踏むと「ここに入る分だけ」という目安量が明確になり、モノを持つ量の基準ができます。すると大切なモノや絶対に必要なモノから残していき、入らない分は手放す、という境界線がはっきりとしてきます。



この、「誰がどこを使うのか」という計画を立てずに片づけ始めると「ここに入らないからあちらに分けて入れよう」などとモノが分散していきます。そして結果的に管理能力を超えた量になり、探し物や片づけの手間が増えていきます。



すると「いつも片づけているつもりなのに、いつまでもスッキリとしない」というモヤモヤした気持ちや「だから片づけは嫌いだ」という嫌な体験に繋がってしまいます。これは、非常にもったいないことです。

○「使ったモノを戻す」習慣をつける


家中の「モノ」が指定された収納に収まる量になり、モノの一つ一つに住所が決まる。ここまでが、お片づけの習慣化の土台です。



ここまでできたら「使ったモノを戻す」習慣を作っていきます。



人は、活動をしていれば必ずモノが散らかります。大切なのは「散らからないこと」を目指すのではなく、「散らかってもパッと戻せる仕組み」をつくること。そして、「片付けるタイミングを決めこまめにリセットをする」ことです。



多くの方が、片づけを「特別な作業」「時間を取ってやるもの」と考えています。しかし実際には、日常生活の中で使ったモノを元の場所に戻す、この小さな動作の積み重ねこそが、家を整った状態に保つ一番の近道です。



たとえば、

・帰宅後にバッグを元の場所へ戻す

・使った書類を定位置にしまう

・脱いだ服を洗濯か収納に回す



こうした行動は、1回あたり数秒から数十秒で終わるものばかりです。



ところが「戻す場所が決まっていない」「収納が使いづらい」「片付けるタイミングが決まっていない」と、つい後回しになり、結果として“まとめて片づける作業”が必要になります。



つまり、「時間があれば片づく」という発想の裏には、「戻す仕組みが整っていない」という問題が隠れているのです。



もし今、「時間ができたら片づけよう」と思っているなら、その考えを一度手放してみませんか? 片づけに必要なのは、まとまった時間でも、強い意志でもありません。



必要なのは、「家の使い方を決める」「モノの量を、使う場所に合わせて調整する」「使ったら戻す仕組みとタイミングを決める」という3つのステップです。



今日、ほんの数分でも構いません。



溢れすぎているモノを減らす、バッグを戻す場所を決める、出しっぱなしになっているモノを元に戻す。その小さな一歩が、「片づけが終わらない」という悩みから抜け出すきっかけになるはずです。



Fujinao(フジナオ) 「片づけが苦手…でも変わりたい」そんな女性の味方。整理収納アドバイザーとして延べ400軒以上をサポートし、「片づけは心の整理から」を提唱。元・汚部屋出身だからこそ寄り添える実践的アドバイスが好評。著書『片づけの力』(KADOKAWA)では、心と空間を整えるヒントを紹介。講座や訪問、オンライン配信を通じ、多忙な女性が自分らしく暮らせる環境づくりを応援している。 【Instagram:@fujinao08140814】 https://www.instagram.com/fujinao08140814/ この著者の記事一覧はこちら(Fujinao(フジナオ))

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