BMWのファントール、“ライバル”ファン・デル・リンデとの新コンビが「やる気になる」

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2026年01月24日 18:20  AUTOSPORT web

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ドリス・ファントール(左)とシェルドン・ファン・デル・リンデ(右) 2026年IMSA開幕戦デイトナ24時間
 ドリス・ファントールは、昨季2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でそれぞれ異なる『BMW MハイブリッドV8』を駆り、ポールポジション争いを繰り広げたシェルドン・ファン・デル・リンデとのコンビネーションに「非常に意欲的」だと語った。

 このふたりのBMWワークスドライバーは、今週末のデイトナ24時間レースから始まる2025年シーズンに向け、BMW MチームWRTの24号車でコンビを組むことになった。これは、ファントールの2025年シーズンのコドライバーであるフィリップ・エングが、マルコ・ウィットマンとともに25号車BMWからエントリーするという陣営内のドライバーシャッフルによって実行された。

 ファントールは昨年、ウェザーテック選手権のシーズン序盤戦4ラウンドで連続ポールポジションを獲得したものの、いずれも勝利に繋げることができなかった。

「(ファン・デル・リンデと)一緒にレースをすることになり、とてもやる気に満ちている」とファントールはSportscar365に語った。

「もちろん2025年はかなり良い年だった。僕たちは予選でも決勝でも、つねにライバル同士だった。お互いの長所と短所は分かっていたし、とくに予選ではシェルドンと戦うのはいつも楽しかった」

「でも今は、僕たちは強力なラインアップになると思う。レースが待ち遠しいよ」

 ファントールとエングは最終的に、第8戦ロード・アメリカでBMWにとってシーズン初、そして唯一のGTP優勝を果たしたが、このベルギー人ドライバーは新しいラインアップが必ずや利益をもたらすと信じている。

「私たちのターゲットは、チャンピオンシップを勝ち取ることだ」とファントールは語った。「それが僕たちの唯一の目標であり、以前もそのことについて話し合った」

「彼はいくつかのトラックで強い。僕は他のトラックで強い。僕たちには共通点がないので、うまくいくと思っている」


■前進を加速させる運営チームの変更

 新たにチームメイトとなったファン・デル・リンデは次のように付け加えた。「昨年は互いに限界に挑戦し合っていた」

「そのおかげで、僕はドライバーとして1年で大きく成長できた。本当に全力を尽くさなければならず、それがこれまでとに違いをもたらしたと思う」

 昨年IMSAでのフル参戦が初めてだった両ドライバーは、今季もウェザーテック選手権とWEC世界耐久選手権のデュアルシリーズに臨む。なお、WECハイパーカークラスでは引き続き別々のクルマからのエントリーとなっており、ファントールが15号車、ファン・デル・リンデは20号車に配置されている。

「WECですでにマシンをよく知っていたことが、IMSAの新しいトラックを素早く習得できた主な理由のひとつだと思う」と語るのは、ファン・デル・リンデ。

 彼はGTPルーキーシーズンについて、「とにかく新しいトラックに適応することに集中した。おかげで作業が楽になったし、今年もその流れが続くだろう」と見立てる。

 南アフリカ出身のドライバーは、両方のファクトリー・プロトタイプ・プログラムがWRTによって運営されるようになったことも、この取り組み全体をさらに前進させるだろうと述べている。

「WECに所属するエンジニアの多くがIMSAでも働いており、これは両プログラムの連携にとって非常に良いことだ」とファン・デル・リンデ。

「データ共有は以前よりもさらに透明性が高まった。(BMW MチームRLLとの間で)オープンだった当時よりもさらにだ。今はデータの共有が非常に容易になっている」

「ラインアップが同じなので、IMSAで一緒に走るドライバーはWECでも同じだ。これは本当に素晴らしいことで、あらゆるものの相乗効果が格段に向上しているように感じる」

「チームとドライバー、そしてドライバー同士が協力し合うこと。これが今年の成功へのレシピになると思う」

[オートスポーツweb 2026年01月24日]

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