ベントレー×トラビス・パストラーナ、新型モデルによる映像作品『SUPERSPORTS:FULL SEND』を公開

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2026年01月29日 12:40  AUTOSPORT web

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新型『ベントレー・スーパースポーツ』をフィーチャーした映像作品『SUPERSPORTS: FULL SEND』
 ベントレー伝統のV8エンジンに加え、空力性能と機能美を重視したスパルタンなカーボンファイバー製ボディキットなど、優れたレスポンスとダイレクトな走りを叶える新型『ベントレー・スーパースポーツ』を、おなじみエクストリームスポーツ界の第一人者であるトラビス・パストラーナがドライブ。イギリス中西部チェシャー州、クルーに位置する本社キャンパス内で精密なドリフト走行を披露する映像作品『SUPERSPORTS:FULL SEND』が公開されている。

 ベントレー自身が「ブランド史上最も刺激的でダイナミックな映像作品」と謳う今回の映像は、伝説的スタントパフォーマーでありラリークロスやNASCARなどでも活躍を演じるパストラーナを起用した、異色のコラボレーションとなった。

 ル・マン24時間での栄光を含め、モータースポーツでも存在感を発揮し続けてきた“フライングB”だが、本作の映像に登場する伝統の名称を受け継いだ新型『スーパースポーツ』は、最高出力666PS、最大トルク800Nmの後輪駆動となり、高度に磨き上げられたシャシーと空力パッケージを融合させることで「ベントレーに新たな次元のパフォーマンスをもたらした」とされる。

 その言葉どおり、アクラポビッチのチタンスポーツエグゾーストを標準装備とし、多くのパーツをカーボンファイバー製に置換することによって大幅な軽量化を達成。車両重量を2000kg未満に抑えたうえ、現行の『コンチネンタルGTスピード』より300kg以上も大きなダウンフォースを発生する。

 またアップグレードされたクラッチも備え、より高いシフトポイントでのダイナミックでキレのある変速を実現しつつ、カーボンセラミックブレーキを標準装備とすることで強靭なストッピングパワーも確保。

 リヤはトレッドを拡大してコーナリング性能を高めたことに加え、エレクトロニックリミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)によるトルクベクタリングも可能としている。

「スーパースポーツが圧倒的なパワーを備えていることは分かっていたが、ここまで俊敏で、しかも運転が楽しいクルマだとは……いい意味で驚かされた」と、そのファーストインプレッションを語ったパストラーナ。

 有名な英国クルーに位置するピムズ・レーンにて、1938年から操業するベントレー本社工場の敷地内、および“ドリームファクトリー”を舞台に、今回はパストラーナの腕を存分に引き出すべく、ジムカーナの走行スタイルを取り入れた撮影が行われた。

 そのピムズ・レーンとジムカーナを掛け合わせ、ベントレー内では“ピムカーナ”と呼ばれた『Supersports:FULL SEND』は、新型スーパースポーツの魅力にパストラーナの驚異的な精度と卓越したドライビングスキル、そして過去5年間にわたり大規模投資が行われてきたベントレーのファクトリーそのものを称える作品と位置付けられる。

 撮影は都合3日間で行われ、主役となる車両はエンジニアリング・テクニカル・センターにて専任の技術チームによって特別に準備され、リヤアクスルを瞬時にロックできる油圧式ハンドブレーキを追加。ステアリングホイール脇に配置されたこのハンドブレーキにより、直感的で素早い操作を可能とした。

 さらにベントレーのシャシーおよびトランスミッションを担当するエンジニアリングチームは、この油圧式ハンドブレーキを車両の制御システムと統合。解除した瞬間に駆動力を即座に復帰させることを実現し、パストラーナはタイトコーナー進入前に車両を深いアングルでコントロールし、その姿勢を保ったまま長いドリフトでコーナーを駆け抜けることが可能となった。

「これほど大規模な映像を、クラッチ操作やステアリングの切れ角を改造することなく量産車ベースで撮影したのは初めてだったし、不安がなかったわけではない。でもスーパースポーツは、そうした懸念をすべて超えてきた。まさに僕が求めていたとおり、ラグジュアリーとパフォーマンスが完璧に融合した1台だね」とパストラーナ。

 そのハンドブレーキのグリップ部分には“Mildred(ミルドレッド)”の文字が刻まれ、これはスーパースポーツの社内プロジェクト名に由来するもの。かつて“ベントレー・ガール”のひとりとして果敢なドライビングを見せたMildred Mary Petre(ミルドレッド・メアリー・ペトラ)の存在にインスピレーションを得て、開発チームは彼女への敬意を込めてプロジェクトを『Mildred』と名付けた。

 さらにブレーキとアクセルを同時に操作できる“パワーブレーキ”を可能にするソフトウェア制御の変更により、ドリフト中でもコーナリング時の車両姿勢を細かく調整できるほか、静止状態でのバーンアウトも実現。この『FULL SEND』仕様車は、2026年を通じて開催される今後のベントレー各種イベントに登場する予定で、今後は英国クルーに拠点を置くベントレーのヘリテージ・コレクションに加えられ、現在約50台で構成されるコレクションの最新メンバーとして保存される。


■Supersports:FULL SEND with Travis Pastrana

URL:https://www.youtube.com/watch?v=n2RqEakMWJ0

[オートスポーツweb 2026年01月29日]

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