
今回の選挙で多くの政党が消費減税を訴える中、唯一慎重な姿勢を示したのがこの安野党首率いる「チームみらい」。11議席獲得の大躍進、今後の国会でどう動いていくのか伺います。
チームみらい大躍進 今後は? 安野党首に直撃チームみらい 安野貴博 党首
「やりました!」
消費税ゼロではなく、社会保険料の引き下げを訴えて躍進した「チームみらい」。
2025年5月の結党後、初めて挑戦した衆院選で5議席以上を目標とする中、11議席を獲得しました。
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チームみらい 安野貴博 党首
「今回の大きな争点となっておりました消費減税について、我々は他のほとんど全ての政党さんとは違うスタンスだった。そういったところでの唯一の受け皿になれていた側面があるのではないかと」
今回の選挙では、与野党が消費税の廃止・減税の大合唱でしたが、高市総理は選挙戦の最中、街頭演説などでほとんど消費税について触れませんでした。
しかし、自民党の圧勝が確実になった2月8日夜、高市総理は改めて“食料品の消費税2年間ゼロ”の実現に意欲を示しました。
爆笑問題 太田光さん
「巷の噂では、僕が言ってるんじゃないですけど、ここまで自民党が勝っちゃうと、自民党内でも減税したい人がいない、これは星さんがいったんですけど、そういう意味で言うと、“消費税ゼロやらなくていいんじゃないか”という」
高市総理
「いやいやいやだって、自民党の公約に書いて公約を掲げて、それで選挙を戦って、それでやらないという候補者はいないと信じています」
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実現できなかった時の責任を問われると、次のように反論しました。
爆笑問題 太田光さん
「もしできなかった場合、高市総理はどう責任を取るんでしょうか?」
高市総理
「できなかった場合?だって公約に掲げたんだから一生懸命、今からやるんですよ。できなかった場合とか暗い話しないでください」
爆笑問題 太田光さん
「暗いというか、責任の取り方です。政治家としての責任の取り方をどうするかという、覚悟があるかを大変失礼ながら質問させていただきます」
高市総理
「なんか意地悪やな。最初からでけへんこと、最初からでけへんと、きめつけんといてください」
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爆笑問題 太田光さん
「何で急に関西弁?」
高市総理
「なんでやろ。これは一生懸命、公約で訴えて、たくさんの方々にお認め頂いたことやと思うとるんです」
一夜明け、高市総理は「2年間食料品の消費税をゼロ」にすることについて、国民会議で議論し「夏前には中間取りまとめを行いたい」としました。
高市総理
「特例公債の発行に頼ることはありません。補助金や租税特別措置の見直し、税外収入などにより、2年分の財源を確保した上で、できるだけ早く実現できるよう知恵を絞ってまいります」
食料品の消費税ゼロは「給付付き税額控除」導入までの“繋ぎ”として行うとし、実現に向けて検討を行う「国民会議」には、野党にも参加を呼びかけるとしています。
今回の選挙で躍進した「チームみらい」も、国民会議への参加に意欲を示していますが…
チームみらい 安野貴博 党首
「私たちチームみらいは、消費税の減税を訴えておりません」
消費税よりも、現役世代の負担となっている社会保険料を引き下げるべきだと訴える「チームみらい」の安野党首。今後、どのような道を選ぶのでしょうか。
チームみらい 安野貴博 党首
「チャンスがあればという話ですが、国民会議でも『今、消費減税すべきではないのでは』という主張をさせていただきたい」
小川彩佳キャスター:
なぜ消費減税ではなく、社会保険料の引き下げなのか、もう少しかみ砕いて説明していただいてもよろしいでしょうか。
チームみらい 安野貴博 党首:
多くの働いている方の大きな負担となっているのは、社会保険料の方だと思います。
中・低所得の方により不利な制度は「逆進性」があり、望ましくないとされていますが、消費税には逆進性があります。
一方、消費税よりも逆進性が強いと言われているのが社会保険料です。円安も進んで、長期金利も上がっていて、あれもこれも全部はできない中では、しっかりと優先順位を付けながら、今やるべきことを見極めていかないといけません。それが、社会保険料の方ではないかということが我々の提案です。
藤森祥平キャスター:
財源をどうするかですね。
チームみらい 安野貴博 党首:
高齢者の方の医療費の窓口の負担割合は、所得に応じて1〜2割となっていますが、原則として3割に引き上げさせていただくということです。引き上げた上で、高額療養費制度の維持をすべきだと思います。
ご高齢の方にとっても、高額療養費制度は安心の要になるような制度ですが、この制度にお世話になっている方のほうがより困っていらっしゃる方で、そういった方たちを守るべきだと思います。
むしろご高齢の方でも、資産をお持ちの方はたくさんいらっしゃるので、払える方はご負担をお願いするという考え方でやらせていただくのが、よりフェアなのではないかと思います。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
高齢で低所得の方には、やはりいろいろな控除、差し戻しや払い戻しなどという対応はある程度必要になると思います。
チームみらい 安野貴博 党首:
資産が少ない方に関しては、原則から外れた価格というのはあり得ると思っています。
JX通信社 米重克洋 代表取締役:
高齢者の資産はどう把握するのでしょうか?
チームみらい 安野貴博 党首:
ここは制度設計が必要だと思っています。全員の資産を把握するのはなかなか大変ですが、「資産が少ない」という方に関しては、資産チェックをさせていただくというような形が現実的にできるのではないかと思います。
JX通信社 米重克洋 代表取締役:
何か新しくハードルが高い制度を作らなくてもできるという算段なのでしょうか?
チームみらい 安野貴博 党首:
資産の少ない方の資産チェックはやはり必要なので、この制度設計はきちんとしていく必要があると思います。
小川彩佳キャスター:
今後の国会でどう多様性を見せていくのかということも、野党の皆さんの腕の見せ所でもあると思います。
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<プロフィール>
安野貴博さん
チームみらい党首
参院議員 AIエンジニア
結党9か月 初の衆院選で11議席獲得
米重克洋さん
JX通信社代表取締役
世論調査や選挙分析などを手がける
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
政治記者歴30年 福島県出身
