限定公開( 2 )

<イタリアの風>
高い、高すぎる。ミラノ・マルペンサ空港に到着して、まず思った。長旅を終えホッと一息。トイレに向かった。小便器の前に立ち、違和感。推定身長163センチの男には、位置が少し高い。確実に用を済ませるため、必死に背伸びをした。
違和感は続く。フィギュアスケート会場や、公衆トイレも日本と比べてやや高い印象。イタリア人の平均身長を調べると、日本人より約3〜4センチ高い程度で大差はない。身長の低い私が、悪いのか…。ただ、そんな私にも優しい場所がある。ミラノ・スピードスケート競技場だ。スピードスケート担当にとって、ほぼ毎日通う“ホーム”。ここはなんと高さがジャストフィット。背伸び不要で超快適。安心感がハンパない。
ちなみに、記者会見場のメインプレスセンターのトイレは全個室。思わず、本当に男性用か再確認した。また、ホテルの部屋には便器が2つ並ぶ。洋式の横にある「ビデ」は、またがってデリケートゾーンや足を洗うためのものらしい。入室から2週間、出番はない。
この日は、ミラノから車で約200キロのリビーニョにあるモーグル会場へ。なだらかな坂を上ると、足が少し重い。日々の背伸びの影響か。そして、肝心のトイレは、やはり少し高い。早くも“わが家”が恋しくなった。【飯岡大暉】
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