【スケルトン】引退の41歳ベテラン高橋弘篤がラストメッセージ「何を目指すか具体的な目標を」

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2026年02月14日 10:36  日刊スポーツ

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スケルトン

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スケルトン>◇男子3、4回戦◇13日◇コルティナ・スライディングセンター


【コルティナ=保坂果那】日本選手団男子最年長41歳の高橋弘篤(エフアシスト)が現役ラストレースに臨んだ。4回合計3分51秒63で23位だった。五輪は18年平昌以来2大会ぶり3度目の出場。「気持ちいいです。相当すがすがしく終えられた」と涙はなく、晴れやかな表情だった。仙台大時代から22年の競技生活に幕を閉じた。「まさかこんな長くやるとは思っていなかった」と笑う。今後は指導者の道に進む。


ベテランが、後進のためにラストメッセージを残した。今大会はスケルトンは高橋、リュージュは小林誠也の1人ずつが出場。ボブスレーは出場を逃した。


日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は1月にボブスレーの五輪出場枠獲得の条件を誤認していたことを発表。「五輪や国際大会になかなか派遣する人数が少なくなっていった」。出場すべき国際大会への派遣がされなかった。


組織も選手も目標を明確にすることが、競技力向上にもつながると信じる。「若手にとっては、たくさんの経験を積まなければいけない時期。五輪っていう場所は本当に特別な場所。何を目指すかっていう具体的な目標を持ちながら取り組んでいくことが必要。ちょっと国内だけに目が向きすぎかなっていうふうに僕は思う」。スケルトンを含む今後の日本そり界の発展を心から願っている。


◆高橋弘篤(たかはし・ひろあつ)1984年(昭59)4月13日生まれ、宮城・富谷市出身。宮城・あけの平小−宮城・富谷二中−宮城・富谷高−仙台大。大学時代に競技を始める。五輪は3度出場で、14年ソチ12位、18年平昌22位、26年ミラノ・コルティナ23位。W杯最高は8位。174センチ、84キロ。


◆保坂果那(ほさか・かな)1986年(昭61)10月31日、北海道札幌市生まれ。13年から高校野球などアマチュア野球を担当し、16年11月からプロ野球日本ハム、17年12月から北海道コンサドーレ札幌を担当。冬季五輪は2大会連続の現地取材で、今大会はノルディックスキーやカーリングを担当。

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