
第98回米アカデミー賞のメーキャップ・ヘアスタイリング賞でノミネートされた、吉沢亮(32)の主演映画「国宝」(李相日監督)が、興行収入(興収)200億円を突破した。配給の東宝が16日、発表した。15日までの公開255日間で、興収200億851万9000円。動員1425万2409人を記録。歴代の興収ランキングでは、196億円を記録した04年「ハウルの動く城」を超え、203億円を記録した01年「ハリー・ポッターと賢者の石」に次ぐ10位に躍り出た。
「国宝」は作家・吉田修一氏(57)の同名小説の映画化作品。吉沢が主人公・立花喜久雄の50年の人生を、少年期を演じた黒川想矢(16)と演じた。抗争で父を亡くした喜久雄を引き取る上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を渡辺謙(66)半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・大垣俊介を横浜流星(29)と、少年期を越山敬達(16)が演じた。吉沢と横浜が、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)から1年半にわたって歌舞伎の指導を受けたことも話題を呼んだ。
25年6月6日の初日から11月24日までの公開172日間で、興行収入(興収)173億7739万4500円、動員1231万1553人を記録。03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(本広克行監督)が22年、守った173億5000万円の実写日本映画興収記録を22年ぶりに更新した。同12月30日までの208日で、興収184億7000万円、動員139万8000円を突破。同28日に発表された日刊スポーツ映画大賞では、作品賞、李相日監督(52)の監督賞、吉沢の主演男優賞、田中泯(80)の助演男優賞、瀧内公美(36)の助演女優賞、黒川の石原裕次郎新人賞と、史上最多の6冠に輝いた。1月18日までの227日間で観客動員1370万人、興行収入193億円を突破していた。
メーキャップ・ヘアスタイリング賞は、ヘアメークの豊川京子氏、歌舞伎メークの日比野直美氏、歌舞伎床山の西松忠氏がノミネートされた。同賞は、これまで米国籍を取得したカズ・ヒロ(辻一弘)氏が18、20年と2度、受賞しているが、日本映画としては初めて。受賞すれば、日本国籍を持つ日本人では初となる。授賞式は、3月15日に開催される。
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