
子どもの行事を見学するのは、家族にとってかけがえのない楽しい時間ですよね。ただ席数が限られ、立場の違いも重なると、思わぬ火種を生むことも……。今回紹介するのは、子どものお遊戯会をきっかけに、同居する義母との関係が一気にこじれてしまった投稿者さんのエピソードです。
『共働きで、毎日子どものお迎えは義母がしてくれています。お遊戯会は、各家庭4人までという制限付き。例年「旦那、私、上の子、義母」で参加していましたが、今年は実両親にも見せたいと考え、義母に「今回はこないで」と伝えたらキレられました』それ以降、お迎えを拒否され、投稿者さんはダッシュで迎えに行く日々に。「どうしたら義母の機嫌がよくなるのか」と悩み、相談を寄せました。
義母に助けてもらっている立場。優先順位を考えるべき?
寄せられたコメントで少なくなかったのは、「義母にも育児を協力してもらっているのに、対応が雑すぎる」という厳しい意見でした。
『毎日大変なお迎えを義母にさせておきながらお遊戯会は遠慮しろと。そんな雑な扱いされたら何もしてくれなくなっても文句は言えないよ』
『旦那さんと上の子は、お出掛けにでも行ってもらって、投稿者さん、義母、実両親の4人で見に行けばよかったのでは? 家守り、孫守りがいるからこそ共働きができているのに、そんな偉ぶっていたらうまくいかなくなるよ』
『同居していて孫の面倒も見てきているのに「来ないで」と言われたら、普通にキレるよ』
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『ファミサポやベビーシッターに頼めば結構お金かかるよ。住み込みお手伝いさんレベルじゃん。就学したら習い事だの学級閉鎖だの、助かるのに』「義母の存在を軽く見すぎている」と感じたママも少なくなかったようです。投稿者さんは「食費も生活費も1銭も貰わずに同居している」「お迎え代は渡していないが、お小遣いはあげている」と説明します。しかし、その言葉がかえって、義母を“使う側・使われる側”で見ている印象を強めてしまいました。
お世話になっている義母に「来ないで」言葉の重さ
一方で、義母の立場に立って考える声もありました。
『相手に配慮を求めるなら、まずは自分が配慮しなきゃ。とりあえず、「失礼な言い方してすみません」と謝ったら?』
『同じ内容でも言い方次第で受け取り方は全然違う』
『本当に「来ないでほしい」って言っちゃったのか。言い方次第では理解してもらえたかもしれないのに』
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同居義母に頼りっぱなしの関係がこじれた結果
投稿者さんは途中で、「自分は働いてローンも返しているから、立場は義母より上だと思っていた」と本音を明かします。そして、「もう義母に頼らずに生きていく」と考えるようになりました。
『自分の子どものことは自分でやると割り切るなら、それもひとつの選択』
『祖母が居候で、ママが命令しているって家庭環境は子どもによくないと思うし、同居は考えなおした方がいいかもね。投稿者さんもストレス溜まっているのだろうね』
『これはもう別居しかないでしょうね。義母も我慢の限界だったのでしょう』
『義母は「同居してやって、お小遣い程度で孫の世話までさせられている」と脳内変換されているはず』
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今回のトラブルは、お遊戯会そのものよりも、「頼ること」と「敬うこと」のバランスが崩れた結果と考えられます。助けてもらっている相手にどう言葉を掛けるか、どこまで期待するのかをすり合わせることは欠かせないでしょう。感謝や配慮が伝わらなくなったとき、関係は簡単に壊れてしまうもの。頼らない選択をするなら、その負担も引き受ける覚悟が必要です。同居も支援も、「当たり前」になった瞬間に、すれ違いが生じるのかもしれません。旦那さんとの話し合い、そして義母、旦那さん、投稿者さん3人での話し合いも必要なのでしょうね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・猫田カヨ

