ママスタ
家庭を円満に運営していくには、夫婦での話し合いが不可欠です。しかしその話し合いがかみ合わなかったり、相手がこちらの話をまったく理解してくれなかったりしたら、どうしたものかと頭を抱えてしまうかもしれません。今回の投稿者さんも、旦那さんとの話し合いがうまくいかず困っているようです。
『旦那から「そろそろ正社員で働いてほしい」と頼まれたので、「じゃあ家事と育児を分担して」と交渉しました。でもなぜかまったくわかってくれません』
旦那さんは正社員、投稿者さんは育児優先でフルタイムパート。月1回の通院や学校行事、PTAなど、子どもに関わる対応をすべて投稿者さんが担ってきました。しかし旦那さんから「そろそろ正社員に」と提案が。投稿者さんが担ってきたタスクや「正社員は休めない」という旦那さん自身の理屈を考えれば、共働きなら旦那さんの協力が不可欠です。それを噛み砕いて説明しても、なぜか旦那さんは他人事で「今まで通り(パートのときと同じように投稿者さんが)やればよくない?」の一点張り。認識の甘さと無理解に、投稿者さんは長年溜めてきた怒りが爆発しそうになっています。
いまだに「家事育児は母親がやるもの」と思っている
『旦那さんは理解できないんじゃなくて、理解する気がないんだよ。「妻がするから自分は何もしなくていい」と思ってたのよ。運動会や卒業式に休めない会社なんてありません。休む気がないから休めないだけ』
『投稿者さんが母親として普段どんなことをしてるかを理解してない。正社員になっても母親ならやりくりしてできることだと思ってるんだよ。「オレ関係ないじゃん?」って感じなんだろうね』
『旦那さんは単に「子どものことは母親がやるもの」って頭しかないから、何を言っても通じない』
ママたちが真っ先に指摘したのは、旦那さん側の当事者意識の欠如でした。今どきの正社員は自分の裁量で業務を調整して、家庭との両立をさせているケースも少なくありません。しかし旦那さんは「自分は正社員だから休めない」「パートの妻がやるのが当たり前」という認識で過ごしてきたのでしょう。投稿者さんが正社員になるとしても、その認識のまま思考が停止しています。この認識の溝がある限り、どれだけ言葉を重ねても「負担を分かち合う」という発想には至らないのかもしれません。
予定やタスクを書き出してみて
『説明がうまい人は、箇条書きで可視化して説明するんじゃないかな。まずはPCでも手書きでもいいけど、箇条書きで書いて、それをお互いに見ながら会話したら?』
『耳からの情報ではほぼスルーでも、文書で文字になったものを読むとちゃんと頭に入る人間が一定数いる。自分がやっていることややってきたことを、わかりやすくまとめたものを読んでもらったら?』
『投稿者さんがパートを始めてから今日まで、お子さんの通院で絶対に休まなきゃいけない日数、子ども関連で休んだ日数などをすべて書き出して表にしてみるとか』
ママたちは「旦那さんは、耳で聞いただけではうまく理解できないタイプなのかも」と考えたようです。それならば表やグラフにしてみたり、投稿者さんが実際に受け持っている家の仕事を書き出してみたりと、「可視化」してみると旦那さんが理解しやすいかもしれません。さてママたちからのアドバイスを聞いた投稿者さんは、さっそく旦那さんに資料を見せながら説明しようとしたようですが……
『リビングにあるカレンダーで説明しようとしたんだけど、旦那はそのカレンダーの存在にすら気づいてなかったことが判明して、急激に気持ちが冷めてます』
しっかりと予定が書かれたカレンダー。それを使いながら説明しようとしたところ、旦那さんは初めてカレンダーの存在に気づいたのだそうです。これこそが「自分ごとだと思っていない人」のリアルな視界なのでしょう。さすがに投稿者さんも脱力してしまいますね……。
正社員になる前にお試し期間を
『実際に旦那さんに、会社を休んで子どもの平日日中の通院に付き添ってもらう。向こう2か月、子どものために休みが必要なときは全部休んでやってもらう。それができたら正社員になることを考える。「あなたがダメなら私もダメだよ、一切妥協なし」ってね』
『正社員になる前に、旦那さんに家事育児の分担を割り振って、実行してもらったほうがいいよ。今できないことが正社員復帰直後からできるようになるわけない。投稿者さんがフォローに入れる今のタイミングが実行するベストなタイミング』
「正社員になったら協力する」という言葉を、無条件で信じるのは難しいでしょう。投稿者さんが動きやすい今のうちに、旦那さんに「休む実績」をつくってもらうのがいいかもしれませんね。実際に有給を申請し、平日の病院の待ち時間を経験して、職場に申し訳なさを感じる。そのプロセスを経て初めて、旦那さんの口から出る「正社員になって」という言葉に現実味が出てくるはずです。
『うちも言われたわ。「じゃあ正社員で働くから家事も育児も完全折半で、子どもが病気になったら休んで看病してね?」って言ったら「いやそれは……」ってモゴモゴ言うから、ブチ切れて大説教した』
実際に「私が正社員になるなら、家事も育児も折半。休まなくちゃいけないときはあなたが休んで」と主張したところ、旦那さんは奥歯にものが詰まったような反応。これは怒りが爆発するのも当然でしょう。妻に押しつける気満々だったということですものね。
投稿者さんの怒りは、旦那さんが理解してくれないことだけではなく、長い間ひとりで家庭を背負ってきた自負を、「楽なパート」と軽視された悲しみからくるものでしょう。旦那さんの言う「正社員」とは、家族の幸せのためではなく、単に自分の負担は変えずに世帯年収だけを上げたいという、極めて自己中心的な動機に見えてしまいます。
もし本当に投稿者さんが正社員になる計画を立てるなら、まずは今のうちから旦那さんに家事や育児を分担してもらうことが大切です。お互いにとってよい選択ができるといいですね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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