ラングの2ゴールなどでガラタサライが先勝[写真]=Getty Images UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ ファーストレグが17日に行われ、ガラタサライとユヴェントスが対戦した。
リーグフェーズを20位で終えたガラタサライと13位のユヴェントスによるラウンド16進出を懸けたプレーオフ初戦。
トルコ国内のスュペル・リグでは首位を走るガラタサライは元ナポリの主砲ヴィクター・オシムヘン、同じくナポリからローン加入のノア・ラング、セリエA経験のあるルーカス・トレイラがスタメンに名を連ねた。対して直近では物議を醸したインテルとのイタリア・ダービーで無念の敗戦を喫したセリエAで5位のユヴェントスは先発数名を入れ替えた中、最前線にウェストン・マッケニーを配置する布陣で臨んだ。
熱狂のアリ・サミ・イェンで幕を開けた重要な初戦。試合は立ち上がりから攻め合うオープンな展開となった。
先手を奪ったのはホームチーム。15分、敵陣右サイドで相手のスローインに圧力をかけたトレイラがうまくボールを突いて混戦を作ると、最後はこぼれに反応したガブリエル・サラが鋭い左足シュートをゴール左隅に突き刺した。
敵地で先制を許したユヴェントスだったが、失点直後のキックオフの流れから追いつく。16分、相手陣中央左を持ち上がったアンドレア・カンビアーゾのクロスボールをボックス右のピエール・カルルがヘディングシュート。これはGKの好守に阻まれたが、こぼれ球をトゥーン・コープマイネルスが右足で蹴り込んだ。
わずか2分間で2つのゴールが生まれる激しい展開となった試合は以降も行ったり来たりの状況が続く。ホームのガラタサライがより効果的にフィニッシュへつなげていたが、アウェイチームがワンチャンスを活かし切った。
32分、中盤でのボール奪取からマッケニーとのパス交換でボックス手前左に持ち込んだコープマイネルスが左足を振り抜くと、これがクロスバーの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。これで試合を引っくり返したアウェイチームだったが、その前から内転筋辺りを気にしていたグレイソン・ブレーメルがプレー続行不可能となり、フェデリコ・ガッティがスクランブル投入となった。
前半終盤にかけてはユヴェントスが鋭いカウンターを仕掛けるものの、人数をかけた攻撃を見せたガラタサライがゴールへ迫ったが、ユヌス・アクギュンやラングらのシュートは相手の体を張った守備に阻まれた。
ユヴェントスの1点リードで折り返した後半も早い時間帯にスコアが動く。49分、敵陣ボックス内での競り合いの流れからボックス右のバルシュ・ユルマズが低弾道の鋭いシュート。これはGKミケーレ・ディ・グレゴリオのファインセーブに遭うが、こぼれをラングが押し込み、ガラタサライが追いついた。
これで勢いに乗ったホームチームは60分、相手陣内ボックス右手前で得たFKの場面でキッカーのサラが右足インスウィングで鋭いボールを入れる。これを競り勝ったダビンソン・サンチェスが左肩付近で合わせ、勝ち越しに成功した。
後半序盤の連続失点で試合を引っくり返されたユヴェントス。さらに、数的不利まで背負うことに。カードトラブルの可能性があったカンビアーゾに代えてフアン・カバルを後半から投入していたが、3失点目につながったFKを与えた場面に続き67分に2枚目のイエローカードをもらって退場に。これを受けて、フランシスコ・コンセイソンを下げてフィリップ・コスティッチを左サイドバックに入れた。
敵地でのセカンドレグを考えれば、より多くのアドバンテージがほしいガラタサライは攻勢を強めると、74分には敵陣ボックス内で攻め残って抜け目なくバックパスを狙っていたオシムヘンのお膳立てからラングがチーム4点目を奪取。この試合での勝利を大きく手繰り寄せる。
なおも攻撃の手を緩めないホームチームは86分にもボックス内でのオシムヘンの粘りから途中出場のサシャ・ブイがトドメの5点目まで叩き込み、3点のアドバンテージを得て先勝した。
なお、ラウンド16進出を懸けた運命のセカンドレグは25日にユヴェントスのホームで行われる。
【スコア】
ガラタサライ 5−2 ユヴェントス
【得点者】
1−0 15分 ガブリエル・サラ(ガラタサライ)
1−1 16分 トゥン・コープマイネルス(ユヴェントス)
1−2 32分 トゥン・コープマイネルス(ユヴェントス)
2−2 49分 ノア・ラング(ガラタサライ)
3−2 60分 ダビンソン・サンチェス(ガラタサライ)
4−2 74分 ノア・ラング(ガラタサライ)
5−2 86分 サシャ・ブイ(ガラタサライ)