5%の賃上げでも「転職検討」が9割 給与以上の「辞めたい」理由とは?

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2026年02月18日 08:50  ITmedia ビジネスオンライン

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賃上げと転職意向に関する調査

 「5%以上の賃上げが約束されても、転職活動は継続する」――人材紹介業のワークポート(東京都品川区)が実施した調査で、20〜40代のビジネスパーソンの95.9%がそのように回答した。


【調査】5%の賃上げでも「転職検討」が9割 給与以上の「辞めたい」理由とは?


 給与アップが離職の決定的な抑止力にはならない実態が明らかになったわけだが、その理由は何か。また転職先選びにおいて重視することや、今年の春闘と賃上げ動向についても調査した。


 今年の春闘や賃上げ交渉で、基本給は上がる見込みか聞いたところ、「据え置きと思う」が52.0%だった。「上がると思う」(「かなり上がると思う」「多少は上がると思う」の合計)は31.4%にとどまった。


 2026年の春闘では昨年に続き、大手企業を中心に3年連続で「5%以上」の高い賃上げ方針が掲げられるなど、賃上げムードが高まっている。しかし、多くの働き手がその恩恵を受けられない見通しであることが分かった。


 期待(または決定)している賃上げ額は、物価上昇をカバーできているか聞いてみると、「まったくカバーできていない」が67.9%だった。


 もし今の職場で「5%以上の賃上げ」が約束された場合、転職を思いとどまる人はどのくらいいるのか。「賃上げに関係なく転職活動を継続する」が70.8%を占め、「ペースを落として継続する」(25.1%)も合わせると、95.9%に上った。


●給与以上に「辞めたい」理由 1位は?


 転職活動を継続すると回答した人を対象に、給与以上に「今の職場を辞めたい」と感じる理由を聞いた。1位は「キャリア成長不足・スキルの停滞」(36.8%)で、2位は「人間関係・社風のミスマッチ」(30.4%)、3位は「労働時間・休日数への不満」(26.7%)だった。


 「キャリア・スキルの停滞」については、「仕事内容に関して成長の機会がない。10年先のキャリアが見通せない」などの意見が寄せられた。


 次の転職先を選ぶ際、年収アップよりも優先したい要素については「スキルアップ・市場価値の向上」(56.8%)が最多となった。以降「社風や社員の雰囲気」(44.6%)、「柔軟な働き方」(37.3%)と続いた。


 一方で「年収を最優先する」は12.7%だった。ワークポートは「現代の転職市場においては成長環境や組織文化といった無形資産が重要視されている」と分析した。


 調査は同社のサービスを利用している、20〜40代の442人を対象にインターネットで実施した。期間は1月27日〜2月3日。



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  • ま、簡単に言えば『オレを気持ちよくさせろ』ってことねw
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