閣議に臨む高市早苗首相(右から3人目)=20日午前、首相官邸 高市早苗首相は20日の衆参両院本会議で、就任後初の施政方針演説を行った。経済力や技術力、防衛力などを挙げ、「日本の総合的な国力を徹底的に強くする」と宣言。予算編成の在り方を見直し、成長分野の国内投資を喚起する考えを表明した。日本と世界の繁栄に役割を果たす「責任ある日本外交」やスパイ防止法制の検討加速も打ち出した。
衆院選で大勝した首相は、自民党の公約や日本維新の会との連立合意書に掲げた政策の実現にまい進する姿勢を強調。「協力いただける野党とも力を合わせたい」と述べ、2026年度予算案や税制改正法案の迅速な審議を呼び掛けた。食料品消費税の「2年間ゼロ」に向け、関連法案の早期提出を目指す意向も示した。