
ケンイチも売り言葉に買い言葉で「いいよ! 好きなもん食えて幸せだわ!」と応じました。その次の日から、私たちは別々に夕食をとるようになったのです。自分の分だけを準備すればいいというのは、私にとってものすごく楽でした。
会社でその話をしてみたら、同僚から「うちもそうしたいわ」なんて肯定的な言葉が返ってきました。若手の男性社員が、自分で作っているお弁当を見せてくれました。共働きなんだから、私だけが苦労する必要はないのでしょう。
その日の私の夕食は、サワラの西京焼きとほうれん草のお浸しとお味噌汁。
野菜をたっぷりとると身体が整う感じがするし、温かい汁物は気持ちまで温めてくれるような気がします。
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そんな不平不満を聞かなくて済むから、夕飯の美味しさだって倍増です。
ケンイチはあれ以来、会社帰りに外食したりどこかで買ってきたりしているようです。
コンビニ弁当を食べながら、チラチラこっちを見ていたけれど、私は気付かないふりをして食べ続けたのでした。
原案・ママスタ 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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