「被害者のため犯人検挙する」=警視庁の畑孝博・新捜査1課長

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2026年03月06日 17:32  時事通信社

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時事通信社

記者会見に臨む警視庁の畑孝博・新捜査1課長=5日、東京都千代田区
 「被害者のため絶対に犯人を検挙する」。警視庁の第81代捜査1課長に9日付で就任する畑孝博鑑識課長(58)が記者会見し、「刑事は事件を解決することで被害者の無念を晴らさなければならない」と決意を語った。

 ドラマ「西部警察」や「太陽にほえろ!」の影響で幼いころから刑事に憧れ、警察官を志した。1986年入庁。初めて配属された交番で、自転車盗の容疑者からあっという間に自供を引き出す先輩刑事の姿を見て、憧れはより強くなった。

 機動隊などを経て、念願の刑事に。捜査1課理事官時代には、22年間未解決だった乳児の保護責任者遺棄致死事件の解決に尽力するなど、長期未解決事件への思い入れは強い。遺棄致死事件では、所轄の捜査員が証拠品の精査で容疑者のDNA型を割り出した。「諦めてはいけないと強く感じた」という。1課長としても「新たな捜査手法は全て試し、別の視点から事件を見詰め直したい」と意気込む。

 同庁アメリカンフットボール部に通算約12年在籍し、ディフェンスラインを担当。現場の動きに対する柔軟な反応が求められる点が共通するとして、培った対応力を捜査に生かす。国際協力機構(JICA)に出向し、インドネシアで約3年半勤務した経験もある。

 小学生のころから父親に言われ続けた「努力と根性」の言葉を胸に、さまざまな困難を不屈の精神で乗り越えてきた。

 埼玉県八潮市出身で、家族は妻と2女1男。月100キロのジョギングと週2日のトレーニングを欠かさず、アメフトの現役を引退した今もなお、ベンチプレスで130キロを持ち上げる。 

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