【WBC】菊池雄星が発する言葉は弱肉強食の野球界生き抜くヒント…34歳で進化続けられる理由

0

2026年03月07日 19:12  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

日本対韓国 試合前、グラウンドを駆ける菊池(撮影・加藤哉)

<WBC:日本−韓国>◇1次ラウンドC組◇7日◇東京ドーム


侍ジャパン菊池雄星投手(34)が発信する言葉は、プロ野球界の後輩たちの琴線にも触れ、弱肉強食の野球界を生き抜くヒントにもなる。昨年12月13日、自主トレ公開時に34歳を迎えてもなお、進化を続けられる理由を聞かれ「世界一のピッチャーになることは簡単ではないですけど」と前置きした上で、理想とする投手像を語った。


「世界一健康なピッチャーになりたいと常に思って、それが僕自身のメジャーで戦う上で生き残る道かなと思っていますので、4、5日に1回、安心してチームが菊池雄星とメンバー表に書ける、そういうピッチャーを目指して、息の長いピッチャーになりたいなと思っています」


昨季、菊池はエンゼルスで1年間先発ローテを守り、リーグ最多タイの33試合に先発。23、24年はともに32試合に先発しており、「世界一健康な投手」を体現する。その礎を築く上でオフを大事な時期に挙げ「野球は夏にするスポーツですけど、冬にどれだけ頑張ったかで、夏の結果が決まるスポーツ」と表現した。


菊池の言葉が心に刺さった1人が、DeNA京田陽太内野手(31)だった。「メジャーで活躍されてる菊池さんの言葉には説得力がありますし、自分の目指すべきものが見えた」と感激。「チーム一健康な選手」を目標に掲げ、菊池が説いた「野球は冬のスポーツ」の意味をくみ取り、オフの自主トレで追い込んだ。


菊池自身がプロデュースした野球複合施設「K.O.H」が、2年前に岩手・花巻市に完成した。野球界の発展、未来の野球人への思いを込めるとともに、オフは自主トレに訪れ、今回は中日松山、ナショナルズ小笠原らと合同トレを行った。菊池はマウンドでも、言葉でも、多くの野球人に影響を与える。【久保賢吾】

    ニュース設定