
たとえ手取りが20万円以下になったとしても、命の危険を感じるような過酷な職場からは逃げたほうがいい。愛媛県の50代男性は、以前の職場に見切りをつけ、現在は放課後等デイサービスなどを行う障害福祉事業に携わっている。
現在の手取りは17.5万円。自身の給与について「年齢や就労形態を考えるとかなり低いと思う」と明かす。それでも転職したのは、前職の環境がやばすぎたからだ。(文:篠原みつき)
ヤバい環境から抜け出して「現時点では困ることはない」
以前は、とある地場産業の下請企業で働いていた男性。当時をこう振り返る。
「3Kで、安全管理体制も正常に機能せず(従業員が高齢化しているにもかかわらずエイジフレンドリーでない)、時々労災死亡事故も起きるようなところだったので意を決して転職した」
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収入は下がったようだが、いつ命を落としてもおかしくない環境から抜け出したことで、「現時点では困ることはない」と落ち着いた日々を送れているようだ。
「あまり働きたくはないが収入のために働かざるを得ない」
とはいえ、地方暮らしならではの避けられない出費もある。
「地方で、公共交通機関を含む生活インフラが整っておらず、自動車は必須。都市ガスではなくプロパンガスなので高額」
また、将来の資金面を計算し不安がよぎる様子だ。
「低賃金だと納付する保険料も少なくなり、結果として受給できる年金も少なくなり、生活苦につながりかねない」
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それでも悲観しすぎていないのは、独身で子どももおらず、「扶養家族がいないのは安心材料かな」という身軽さがあるからのようだ。老後については
「あまり働きたくはないが収入のために働かざるを得ないかもしれない」
と現実的な見通しを語る。
節約も兼ねてか「健康づくりのことも考え通勤は自転車、毎朝4キロほどウォーキングをしている」とも書いており、“身体が資本”を実感する日々を送っているようだ。
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8
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