陣内良⾶は、2000年神奈川県⽣まれの筑波⼤学医学群医学類6年生。医学⽣でありながら、東京を拠点にデザイナー、アーティストとして活動し、これまでにTBSやRedbull Japan、Sleep Development Goalzなどにデザインを提供してきた。また、2025年にプロジェクト「IGEI(医藝)」を設⽴し、現代美術やグラフィック、ファッションデザインなどの複合的観点から医療と藝術の融合を企画・実践している。
同展では、「⽩⾐が消えた平⾏世界の病院」を舞台とした新しいブランド「イコ=ル・メディカル・センタ=/=MC(EMC)(=QUAL M=DICAL C=NT=R)」を軸に、医療、アート、ファッションの関係を再考。医療服のマネキン展⽰や医療機器を想起させるインスタレーションなどにより、「架空の病院」を思わせる空間演出を行う。イコ=ル・メディカル・センタ=は、「もしも⽩⾐が誕⽣しないまま、医師が今も黒⾐を着ていたら――。」という仮説から誕生。⿊を基調としたプロダクトのみ取り扱い、医療を「患者も着られる服」として再設計し、医師と患者の関係をフラットに捉え直すプロダクトとして提⽰するという。
同ブランドのプロダクトは基本的にアートギャラリーのみで販売し、同時にさまざまなアーティストと陣内良⾶がコラボレーションしたアート作品を展⽰。各作品は「医療+藝術」をテーマに、実際に医師の監修のもと制作された。今回、「CR=W S/S Tee」(6600円)と「CR=W Medical Scrub」(6600円)という、同じデザインのTシャツと医療⽤スクラブを並べて販売するほか、医療⽤スクラブがパーカやバッグに変形する「Transformable Medical Scrub Hoodie」の展示も行う。
また今回の展示では、陣内良⾶とシューズアーティストの⼾⽥健太がコラボした作品「FRA-MED」を発表。整形外科医監修の元、本物の医療⽤ギプスを⽤いて「システムによって⼈の⾝体を規定する事の業」を共通テーマとした作品を展⽰する。また、クリエイティブクルー CLOVEROMとコラボした楽曲+映像作品「Am I Living?」も披露する。