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シンガー・ソングライター佐野元春(70)が21日、東京ガーデンシアターで、「佐野元春45周年/コヨーテバンド結成20周年アニバーサリー・ツアー」千秋楽を行った。
同公演は25年7月、さいたま市文化センターを皮切りにスタートした全29公演約7万2000人を動員したツアーの千秋楽。さらにこの日は、「アンジェリーナ」でデビューした記念日でもある。
オープニングにはファンを公言する武田真一アナウンサー(58)が登場。「彼の歌に背中を押されてきた」など熱い思いを語った。
その後、45年の軌跡をたどる映像を上映。その映像終わりのファンの拍手と同時にメンバーがステージに飛び出すと「君を想えば」を披露。会場はほぼ総立ちで迎え、曲に合わせた手拍子で歓迎した。3曲を披露後、「今夜はアンコール公演です、みんな楽しんでください!」と呼びかけた。
「今夜演奏してくれるのはコヨーテバンドです」と紹介すると「新しい曲、古い曲、たくさん演奏するので楽しんでいってください」とアピールした。
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「80年代の思い出はいろいろある」とすると、「思い出深いのは何と言ってもアルバム『SOMEDAY』。今はこの曲を書いて本当に良かったと思っています」から「SOMEDAY」をパフォーマンス。当時とキーを変えずに歌った。
「ここまでやってこられたのは皆さんのおかげ」と改めてファンに感謝し、「僕はすばらしきミュージシャンたちにも恵まれてきました」と3バンドへの感謝を示すと、本編最後の曲「約束の橋」へと続けた。
35周年で“生涯ロックンロール歌手”宣言。40周年では「ロックンロールするのが使命」と言及。昨年7月、NHK「あさイチ」(午前8時15分)の金曜特集「プレミアムトーク」に生出演した際にも「死ぬまでやっていくかな」と語った。45周年は「もっとロックしよう!」と呼びかけた。
休憩を挟んだ2部構成で展開。1部14曲、2部15曲、アンコール3曲の全32曲を歌唱。千秋楽ラストはデビュー曲「アンジェリーナ」で締めた。
全曲のパフォーマンスを終えると「僕はこの国に生まれて、この人生を自由に感じて、自由に思い、自由に表現してきました」と切り出し、「でも今思うのは、それは当たり前のことではなく、とても幸運だったのではないかなと、そう思っています」とした。
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「今この時も世界で起こってることを思えば、とても悲しい現実があります」としつつ、「でも、考えすぎで臆病になってしまうのもいけません。ファンの皆さんが今夜ここでこうして一緒にいてくれることが、僕にとってはとても心強いです」と続けた。
最後は「これからもミュージシャンとして勇気を持って、今まで通り楽しく、最前線でやっていきたいと思います」と決意を示した。
ライダース姿で赤いストラトキャスターをかき鳴らす姿はまさにロックのアイコン。そんなロックな面に加え、キーボードの弾き語りなどでブルージーな面も披露。全く“古希”を感じさせないパワフルなステージを見せつけた。
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