またひらパーがやった 岡田准一が“見切れる”新CM、完成度の高い狂気に震える

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2026年03月24日 10:50  おたくま経済新聞

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またひらパーがやった 岡田准一が“見切れる”新CM、完成度の高い狂気に震える

 京阪電気鉄道が運営する「ひらかたパーク」が、3月25日から関西地区で新CM「この世にアトラクションがあるかぎり」篇の放映を開始します。


 出演はもちろん、「超ひらパー兄さん」で“園長”こと岡田准一さんです。……なのですが、今回ばかりはその使い方があまりにも絶妙です。いや、絶妙というより、いつも以上に振り切れています。


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 何が“振り切れている”かというと、今回のCMはひと言でいえば「岡田准一の“最高効率の無駄遣い”」。国民的スター俳優・岡田准一さんを起用しておきながら、真正面からかっこよく見せるどころか、まさかの“見切れ役”に全力投入しています。


 新CMに登場するのは、岡田さん演じる新ヒーロー「見切れるマン」。CM自体はフリーパス訴求で、園内の約40種類のアトラクションや「プラネットアクア・ポート」をしっかり見せる必要があります。


 そこで、アトラクションの魅力を見せるため、ヒーロー自らは画角の端へ。主役の座をきっぱり遊具に譲り、それでも笑顔を絶やさず立ち続けるその姿には、なぜか妙な説得力があります。


 しかもCM説明がまた異様に熱いです。「見えないもう半分は涙なのだろうか?いや、ちがう」など、やたら壮大なヒーロー論をぶち上げたかと思えば、着地は「足の裏だけ画角に入る見切れるキック!」。この“壮大さとしょうもなさの往復”がひらパーの真骨頂であり、今回もキレッキレ。


 さらに、撮影エピソードもユニーク。ほとんど映らないポジションなのに、立ち姿やほぼ見えない表情、さらには足の裏だけでヒーローの孤独感まで体現していたというのですから、もはや演技の情報量が多すぎます。ここまで来ると、ひらパーは岡田准一さんを「素材」ではなく「概念」として扱っているとすら感じさせます。


 なお、メインゲートのAI搭載園長像も「見切れるマン園長像」へアップグレードされます。肩には「見」「切」の文字が入り、音声は2026年春限定の新バージョンに刷新。さらにCM楽曲も流れるという徹底ぶりで、園内でも世界観をしっかり回収してきます。


 総じて今回の新CMは、「岡田准一を使っているのに、岡田准一を見せないCM」という一点突破の企画で、シリーズの中でもかなり“極まっている回”です。


 岡田准一さんの起用法として正しいのかと問われたら、たぶん正しくありません。ですが、ひらパーのCMとして正しいのかと問われたら、たぶんこれ以上ないほど正しいです。そんな圧のある仕上がりになっています。


Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026032403.html

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  • 今では「見切れる=フレームからはみ出す」って意味で使われることが多いけど、本来は逆で、「見えないように隠しているものが見えちゃっている」って意味なんよね。
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