膳場貴子アナ「終わりが見えない」米国イスラエルのイラン攻撃1カ月 トランプ氏は強気も…

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2026年03月29日 08:53  日刊スポーツ

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元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子は29日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。米イスラエルによるイラン攻撃から28日で1カ月となったが、停戦の交渉はまとまらず、イラン側は徹底抗戦の構えを崩していない。トランプ大統領が強気の姿勢を強調し続ける中、緊迫が続くイラン情勢に膳場アナは「終わりが見えない」と語った。


膳場アナは番組冒頭「アメリカとイスラエルによるイラン攻撃が始まって昨日28日でちょうど1カ月を迎えました。世界経済にも大きな影響を与えている中東情勢についてまずお伝えします」と番組をスタートした。


トランプ大統領は長期化の懸念に焦っているのか問われても「私が焦っていたらとっくに妥協してるだろう」などと打ち消してみせ、あくまでイランとの交渉は米国主導で進んでいると強調している。トランプ氏は26日「イランは停戦交渉を望んでいるが自国民に殺されると思って言うのを恐れている」などと主張。しかし、イランのアラグチ外相は同日「いま(米側が)交渉について話していること自体が自らの敗北を認めていることになる」と、笑顔で一蹴している。


番組では、慶應大学大学院の田中浩一郎教授のコメントを紹介。田中氏は「イランの方は今、戦争を止めようとも思っていない。長期化することで油価が高止まりする。あるいはさらに高騰しかねない。トランプ政権にとっては致命傷となるが故に『(戦争の継続、長期化は)できないだろう』と見切っているということが言える」との見方を示した。


米国側は、イランの原油輸出の拠点「カーグ島」などの占拠を狙い、地上部隊の投入も検討しているとされている。田中氏は「たとえ小さな島でも、イランの国土が侵されることになったら、イラン側の抵抗はさらに激しくなります。その際には機雷敷設のカードを使う可能性があり、そうなると、戦闘が終結しても、ホルムズ海峡の安全航行にはさらに数カ月の時間を要する」とし「そうなると世界的なエネルギー危機が一層深刻になる」と語った。


膳場アナは「トランプ大統領が主張しているように、停戦交渉というのが進展しているのでしょうか」と疑問を投げかけた。


米側は核能力の解体、濃縮ウランの引き渡し、ミサイルの保有数・射程の制限、ホルムズ海峡の開放などを要求しているが、イラン側は侵略、暗殺の完全停止、あらゆる戦線での戦闘終結、ホルムズ海峡での主権行使の容認、賠償金の支払いなどを求めており、交渉はまったく糸口がつかめない情勢。田中氏は、「イランが今、屈服するとは考えにくい。戦いの終わりは見えない」と指摘している。


膳場アナは「はい。こう見てみると、双方の条件の溝というのが大きすぎて、終わりが見えない」と語った。また、米国内でもイラン攻撃への「不支持が支持をうわまっています」とも付け加えた。

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