小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2026MotoGP第3戦アメリカズGP 3月29日、2026年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラスの決勝レースがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)はレースをリタイアで終えた。
2番手タイムを記録した初日の好調から一夜明け、曇天となった2日目は路面コンディションの変化に苦戦を強いられていた小椋。迎えた最終日は朝から快晴となり、気温27度、路面温度43度、ドライコンディションで20周の決勝レースが開始された。
予選9番手のルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)に2グリッド降格ペナルティが科され、10番グリッドからレースを迎えた小椋は3周目にフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)をパスし、9番手にポジションを上げる。その後は他車のペナルティ消化や転倒の影響を受け、6周目には7番手となった。
路面状況が初日に近いコンディションとなったことが功を奏したか、小椋はラップリーダーのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)と遜色ないペースで周回を重ね、9周目のターン11でアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)を攻略。続いて11周目にフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、13周目にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)をかわすオーバーテイクショーを披露し、小椋のレース運びは順調そのものだった。
しかし、15周目を迎えると事態は一転。不運にもマシントラブルに見舞われた小椋は失速し、最後尾までポジションを下げてしまう。自力でピットに戻った小椋はここで戦線離脱を余儀なくされ、決勝レースを無念のリタイアで終えた。
トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍(決勝:リタイア)
「今日のレースで起きたことについて、僕とチームが満足していないことは確かですが、何と言ったら良いのかわかりません。チームに対しては心苦しく思っています。一生懸命頑張ってくれていたにも関わらず、結局は僕たちが得るべき結果を得ることができませんでした」
「どこに原因があったのかはチームが調査をしているところで、僕にはわかりません。セクター1の終わりで警告が表示され始めて、その後バイクはまともに動かなくなってしまいました。とはいえ、この週末で得られたポジティブな要素もたくさんあります。特に決勝レースで競争力を持てたことは、本当に良かったです」
[オートスポーツweb 2026年03月30日]