新井大輝が『SAGA RALLY』の初代ウイナーに。2位と1分差の独走で開幕2連勝/全日本ラリー

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2026年04月07日 12:40  AUTOSPORT web

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JN-1クラスを制した新井大輝/坂井理崇組(R2R×YAHAGI GR ヤリス Rally2) 2026年JRC第2戦佐賀ラリー
 4月3日から5日にかけて、佐賀県多久市を中心としたエリアでJRC全日本ラリー選手権第2戦『SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP 2026 SUPPORTTED BY BLUE BATTERY caos(佐賀ラリー)』が行われ、新井大輝/坂井理崇組(R2R×YAHAGI GR ヤリス Rally2)が優勝。開幕2連勝を飾った。

 九州地方でのJRCラウンドは、これまで唐津市を拠点に『ツール・ド・九州in唐津』が開催されてきたが、今季2026年は同じ佐賀県内の多久市に開催拠点が移るとともに『SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP』へとリニューアルされた。

 この新しいターマック(舗装路)ラリーは全部で12のSS(スペシャル・ステージ=競技区間)で構成され、SSの総走行距離は100kmを超える。

 そんな新生イベントは、金曜夜にJR佐賀駅前で行われたウェルカム・ラリーショーと土曜朝にJR多久駅で実施されたセレモニアルスタートに続き、全長10.3kmの『Tenzan West1』で競技がスタート。降雨の影響でフルウエット・コンディションとなるなか、SS1は勝田範彦(GR YARIS Rally2)が新井に2.7秒、鎌田卓麻(Castrol TEIN DL FABIA)に5.0秒差をつける最速タイムを刻んだ。

 続くSS2は、鎌田のタイムを0.2秒上回った奴田原文雄(ADVAN KTMS GRヤリスRally2)がベストタイムをマーク。新井は勝田より1.7秒早いタイムでステージ3番手につけ総合のタイム差を1.0秒に縮めると、午前中最後のSS3で今大会最初のステージウインを飾り総合首位に浮上する。

 ミッドデイサービスを経て迎えた午後のループでは、新井が一気にペースを上げた。SS4で勝田に10.5秒、3番手タイムの大竹直生(MATEX-AQTEC GRYarisRally2)には18.8秒をつけるタイムでリードを拡げた新井は、その後のSS5とSS6でもステージウイン。初日の6本のSSを終えた段階で総合2番手につける勝田に25.7秒、同3番手の鎌田には51.9秒もの大差をつけてラリーを折り返した。

 最終日のレグ2は雨があがったものの路面は濡れた部分が多く残る難しいコンディションに。この日のオープニングとなったSS7は新井が制し、これで5ステージ連続の一番時計。ライバルたちを置き去りにしていく。

 今大会最長13.17kmのSS8『Amanogawa Reverse1』は、総合4番手につける奴田原が新井のタイムを2.2秒上回り2度目のステージベストを記録した。連続ベストが途切れた新井だが、ギャラリーステージのSS9で福永修(スミロン☆焼肉ふじ☆CTE555ファビア)とベストタイムを分け合った後、午後のSS10で6.4秒、SS8の再走ステージであるSS11では後続に9.0秒差をつける快走を披露。最終SS12はベストタイムを刻んだ鎌田から1.0秒おくれの2番手タイムで締めくくり、最終的に1分01秒3という圧倒的なギャップを築いて佐賀ラリー初代ウイナーに輝いた。

 ラリーの序盤をリードした勝田が2位、ファビアR5を駆る鎌田がトップと1分21秒差の3位となった。4位は2度のステージウインをマークした奴田原。スバルWRX S4をドライブする新井敏弘が5位入賞を果たした。SS10まで総合5番手につけていた福永はSS11でストップ。無念のリタイアとなっている。他クラスのウイナーは以下のとおりだ。

 全日本ラリーの次戦となる第3戦『YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良(ラリー飛鳥)』は5月8〜10日に奈良県天理市を拠点に開催される。


■2026全日本ラリー選手権第2戦『SAGA RALLY NATIONAL CHAMPIONSHIP 2026 SUPPORTTED BY BLUE BATTERY caos』順位結果



Pos./Driver&Co-Driver/Car/Time
総合優勝/新井大輝&坂井理崇/R2R×YAHAGI GR ヤリス Rally2/1h19'53.0
総合2位/勝田範彦&保井隆宏/GR YARIS Rally2/1h20'54.3
総合3位/鎌田卓麻&松本優一/Castrol TEIN DL FABIA/1h21'14.2
JN-3優勝/山田啓介&藤井俊樹/FIT-EASYソミック石川DLGRヤリス/1h25'14.9
JN-4優勝/上原淳&漆戸あゆみ/埼玉スバル・ダンロップ・カヤバ・シャフト・BRZ/1h28'32.4
JN-5優勝/松倉拓郎&山田真記子/DL☆Gセキネン鹿ソニックLOVCAヤリス/1h30'00.5
JN-X優勝/天野智之&井上裕紀子/TRT DL RAV4 PHEV/1h33'57.4


※JN-2クラスはエントリーが1台で不成立となったため、JN-1クラスに統合された。

[オートスポーツweb 2026年04月07日]

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