参院本会議で自動車運転処罰法などの改正案が全会一致で可決し、一礼する平口洋法相=17日午前、国会内 危険運転致死傷罪の適用要件を見直し、超過速度や飲酒量に関する数値基準を導入する自動車運転処罰法などの改正案(参院先議)が17日の参院本会議で全会一致で可決された。衆院での審議を経て今国会中に成立し、今夏にも施行される見通しだ。
現行法は「進行を制御することが困難な高速度」など表現が抽象的で、適用を巡る判断のばらつきが課題となっていた。
改正案は、最高速度60キロ以下の一般道で「時速50キロ超過」、高速道路などでは「同60キロ超過」を一律の基準と明記。飲酒は呼気1リットル当たり0.5ミリグラム以上などを対象とした。これらを下回る場合も従来通り包括規定で対応するほか、意図的なドリフト走行も処罰対象に加えた。