“フェルスタッペン効果”でグリッド拡大。2026年ニュルブルクリンク24時間のエントリーリスト発表

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2026年04月30日 09:50  AUTOSPORT web

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マックス・フェルスタッペンも出場したニュルブルクリンク耐久シリーズの様子
 2026年のニュルブルクリンク24時間レースは、10年以上ぶりの大規模なグリッドとなることが決定した。4月29日、主催者は161台からなるエントリーリストを発表、最高峰のSP9クラスにはGT3マシンが41台参戦する。


■パドックスペースの縮小にチームが合意

 近年、主催者はグリッドを150台に制限してきたが、4度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンの参戦をきっかけに、今年のレースへの関心がかつてないほど高まったため、グリッド数を増やすことになった。

 5月16〜17日に開催されるこのレースに新たに11台のマシンが参加できるよう、パドックレイアウトの詳細な見直しが行われ、各チームはスペースの縮小に合意した。

 レースディレクターのヴァルター・ホルヌングは、「ADAC RAVENOL ニュルブルクリンク24時間レース2026への反響が非常に大きく、大変嬉しく思っている」と述べた。

「これほど大規模でハイレベルなレースを実現できたのは、多くのチームの協力があったからこそだ。心から感謝申し上げる」

「これは、ニュルブルクリンク北コースにおける耐久レースコミュニティの特別な精神を象徴している。世界的なスター選手からアマチュアドライバーまで、誰もがこの特別なレースに参加したいという思いから、力を合わせて取り組んでいるのだ」

 フェルスタッペンは、ルーカス・アウアー、ダニ・ジュンカデラ、ジュール・グーノンとともにウインワード・レーシングが運営するメルセデスAMG GT3エボでニュルブルクリンク24時間レースに初参戦する注目ドライバーのひとりだが、エントリーリストにはこの他にも実力派ドライバーが多数名を連ねている。

 フェルスタッペンが今シーズンのニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)で何度も対戦してきたシェラー・スポーツPHXアウディR8 LMS GT3エボIIは、先日の予選レースで優勝したクリストファー・ハーゼ、アレクサンダー・シムズ、ベン・グリーンのラインアップを維持している。

 また、2003年の優勝者であるティモ・シャイダーもグリッドに名を連ねる。ドアー・モータースポーツは、今年のレースにマクラーレン720S GT3を初投入する。彼は、このレースで唯一のGT3マクラーレンを、ファクトリードライバーのマービン・キルヒホーファー、そしてチームのDTMドライバーであるティモ・グロックとベン・ドアーとシェアする。

 ポルシェチームのライオンスピードGPは、プロクラスのポルシェ911 GT3 Rにローレンス・ファントール、ラウリン・ハインリッヒ、リカルド・フェラーという強力なライナップをすでに発表済みだ。

 これらの結果、今年のニュル24時間・SP9クラスには、アストンマーティン、アウディ、BMW、フェラーリ、フォード、ランボルギーニ、マクラーレン、メルセデスAMG、ポルシェという9つのGT3マニュファクチャラーが参戦することとなった。


■MORIZOら、多くの日本人ドライバーもエントリー

 SP9クラスの日本勢としては、フェラーリ296 GT3エボでエントリーするKONDO Racing with Rinaldiに加え、TOYO TIRES with Ring Racingの32号車メルセデスで中山雄一が参戦するほか、KCMGの47号車メルセデスでは昨日発表のあったとおり、福住仁嶺と蒲生尚弥が最高峰クラスに参戦することに。

 この他のクラスでは、先日の予選レース2でクラス優勝を飾ったTOYO TIRES with Ring Racingの170号車GRスープラGT4(ジュリアーノ・アレジ/小高一斗/小山美姫/奥本隼士)がSP10クラスに参戦するほか、スバルテクニカインターナショナルの88号車SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2026(カルロ・ヴァン・ダム/佐々木孝太/井口卓人/久保凜太郎)がSP4Tクラスにエントリー。

 また、TOYOTA GAZOO ROOKIE RacingはSP2Tクラスに2台のGRヤリスをエントリーさせており、109号車はMORIZO/豊田大輔/石浦宏明/大嶋和也、110号車はMORIZO/豊田大輔/佐々木雅弘/大嶋和也というラインアップを敷いている。

 さらにTOYO TIRES with Ring Racingの520号車トヨタ・スープラではドリフトドライバーの川畑真人ら4名の日本人選手が参戦するほか、ニュル常連の木下隆之(ワーケンホルスト・モータースポーツ/888号車BMW M2レーシング)ら、多数の日本人ドライバーがエントリーリストに名を連ねている。

[オートスポーツweb 2026年04月30日]

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