GTP活動“停止”を受けアキュラ・ドライバーがコメント「大きな変化はない。チャンスは充分にある」

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2026年04月30日 19:40  AUTOSPORT web

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先日、2026シーズン限りでのIMSAでの活動一時停止が発表されたアキュラARX-06
 コリン・ブラウンは、アキュラが2026年末をもってIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスでの活動を一時停止することが確定したことを受け、自身やメイヤー・シャンク・レーシングのシリーズ最終6戦へのアプローチは変わらないと述べている。

 先週正式に発表されたとおり、ホンダ傘下の高級自動車メーカーであるアキュラはGTPプログラムを「一時停止」する。これは、北米EV市場の低迷による157億ドルの損失が見込まれる中、予算上の問題が主な理由とみられている。

 アキュラの撤退はパドックに衝撃を与えたが、ブラウンは、今週末にウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで開催されるスタブハブ・モントレー・スポーツカー選手権を皮切りに、これまで以上に有終の美を飾る決意を固めていると語った。

「大きな変化はないと思う」とブラウンはSportscar365に語った。

「もちろん、残りのレースで最大限の結果を出すことに集中している。このプログラム全体は素晴らしく、参加できて光栄だった。シーズン最後の6レースで、優勝争いに加わるチャンスは充分にあると感じている」

「最高の形でシーズンを締めくくりたい」

 ブラウンと共同ドライバーのトム・ブロンクビストは、アキュラMSR GTPプログラムにおいてもっとも長く在籍しているドライバーコンビだ。このMSRのプログラムは2023年に1台体制でスタートし、1年間の休止期間を経て、2025年にホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)USAがエンジニアリングを担う1台(レンガー・バン・デル・ザンデとニック・イェロリー)を加えた、2台体制で復帰した。

「素晴らしい経験だった」とブラウンは語る。

「2023年は、MSRとしては1台体制だった。だが、このプログラムは2025年に復活し、2台体制に拡大した。この拡大は素晴らしいものだった」

「HRCの優秀なスタッフ全員と協力できたことで、プログラム全体に多くのリソースが投入された。それらが融合し、発展していく様を見るのは素晴らしい経験だった」

「今年は、チームワーク、実行力、そして将来への明確な道筋という点で、これまででもっとも充実した年だったと感じている」

「もちろん、初年度は、多少の苦労や試行錯誤、2台のマシンを最大限に活用する方法を模索する時期だった。だけど、2台のマシンでできる限りのことを、全員が素晴らしい仕事で成し遂げてくれたと思う」

「60号車に関しては少し不運もあったが、これから6つのレースで良い結果を残せると確信している」

 発表の数週間前に決定を知らされていたとされる4人のフルシーズンドライバーは、現在ドライバー市場に身を置いており、近年稀に見る複雑な状況となっている。

 マクラーレンとフォードはLMDhプログラムでトップクラスに参入するが、両チームのドライバーのほとんどはすでに契約済みであり、少なくとも当初はWEC世界耐久選手権のみに参戦する予定だ。

 同時に、アルピーヌはシーズン終了をもってWECハイパーカークラスへの参戦を終了するため、さらに多くのトップレベルのドライバーが市場に出回る可能性がある。

 ブラウンは以前にも同様の状況に直面したことがある。COREオートスポーツプログラムの終了後、そしてMSRのアキュラGTP参戦から1年間離脱し、長年の共同ドライバーであるジョージ・カーツとともにLMP2クラスに転向した時だ。

「誰もが次に何をすべきか、どう行動すべきかを模索している状況だ」とブラウンは語った。

「だが、これもこの仕事の一部だと言えるだろう」

[オートスポーツweb 2026年04月30日]

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