


施設に入ることを勧めたときの母の顔を思い出すと、少し胸が痛みます。母は昔から人に迷惑をかけるのが嫌いでした。きっと、本当は自宅で暮らしたかったことでしょう。けれど介護が必要になると、どうしてもひとりで生活するのは難しい……。私に負担をかけさせたくないと母は思ったのでしょう。

施設に着くと、ひとりの若い職員が私たちを出迎えてくれました。以前、見学や手続きに来たときに担当してくれた人とは、別の人です。見てビックリ、髪が……鮮やかなピンク色だったのです。
ピンクさんはひとつひとつ、持ち物を確認しています。私は「何か盗られるんじゃないか、壊されるんじゃないか」とハラハラしていました。そして席を外した隙に、私は急いで施設内の別の職員に声をかけました。

母を施設に入れることに罪悪感があった私。しかし母は思いのほか、施設への入所を快く受け入れてくれました。
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どうしても気になって、別の職員に「注意はしないのか」と尋ねると、なんと「髪の色の規定は特にない」との答えが返ってきました。私は施設の管理体制の緩さに不安を覚えてしまいます。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・〆川ズン子 編集・みやび

