
綺麗に飾られていた兜は、義父が好む重厚な黒から私の好きなパステル調まで、驚くほど多様でした。先週までの私なら、迷わず自分の「好き」だけを追い求めていたでしょう。でも今は、隣でカケルを抱っこして目を細めている義父の願いも一緒に叶えたいと思っています。




5月の柔らかな日差しが差し込むリビング。カケルのためにみんなで選んだ兜を飾りました。ベージュの棚の上で白金の兜は気品よく馴染み、その横で義父が選んだ金糸の名前旗が、力強くカケルの名を引き立てています。そこには私の美学だけでなく、家族全員の愛情が混ざり合った、たしかな「家族の形」がありました。

人形店で目にしたのは、多種多様な兜の数々でした。
私は自分の好みだけでなく、義父の「力強さ」という願いも込めて、白金調のモダンな兜に龍の彫金を施した、「いいとこ取り」のデザインを選びました。
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これには義父も、ものすごく喜んでくれました。
リビングに飾られた兜と金糸の旗は、私の美学と家族の愛情が見事に調和しています。
大切な人の想いを形にすることこそが、本当の丁寧な暮らしなのだと、愛おしい景色を前に実感しました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ゆずぽん 編集・石井弥沙
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