開幕戦を制したトヨタ、“ル・マンの前哨戦”で連勝に挑む「勢いを維持できるよう、全力でプッシュ」

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2026年05月06日 12:30  AUTOSPORT web

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トヨタ・レーシングの7号車トヨタTR010ハイブリッド  2026年WEC第1戦イモラ
 開幕戦イモラで勝利を飾ったTOYOTA RACINGは、2026年WEC世界耐久選手権第2戦『スパ・フランコルシャン6時間レース』に挑む。5月9日(土)に決勝が開催される今大会は、6月のル・マン24時間レースに向けた最後の大切な実戦機会であり、チームのオペレーション最適化や車両の熟成を図る重要な場となる。

 チームは、これ以上ない形でシーズンをスタートさせている。3週間前にイタリアで開催された『イモラ6時間レース』では、アップデートが施された『TR010ハイブリッド』がデビューウインを達成。8号車のセバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組が優勝し、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ニック・デ・フリース組の7号車も3位で表彰台に登り、マニュファクチャラーズとドライバーズの両選手権で首位を快走中だ。

 今季第2戦の舞台であるスパは、全長7.004kmの伝統的な高速サーキットである。オー・ルージュからラディオン、そしてブランシモンへと続く高速セクションや、長い全開区間のケメル・ストレートは、ル・マンのサルト・サーキットに近い車両特性が要求される。これらに加え直前のイベントとなることから、スパは“ル・マンの前哨戦”に位置づけられている。

 トヨタにとってスパは、ドイツ・ケルンに本拠を置くチームにとって“ホームレース”のひとつ。過去13戦で8勝という輝かしい実績を誇り、得意としているサーキットと言える。当日はケルンの開発拠点やブリュッセルの欧州本社から多くのスタッフが駆けつけ、チームの背中を後押しする。

 さらに、今回のスパでは未来を見据えた技術披露も行われる。決勝直前、排出ガスをほぼゼロに抑える水素エンジン搭載のGRヤリスがパレードランを実施する予定だ。


■トヨタ・レーシング ドライバーコメント

●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)「チーム全員の努力のおかげで、イモラで素晴らしいシーズンスタートを切ることができました。この勢いをシーズン通して維持していきたいと思っています」

「スパ・フランコルシャンも私たちにとって重要なレースです。ホームレースのひとつであるだけでなく、ル・マンに向けた準備においても大きなステップとなります。TR010ハイブリッドはイモラで力強い走りを見せてくれたので、手応えを感じていますが、スパで最高のパフォーマンスを発揮するためには、さらに努力を重ねる必要があります」

●マイク・コンウェイ(7号車ドライバー)「スパでレースをすることが大好きだ。WECシーズンの中でもとくに盛り上がるレースのひとつだ。過去には良い成績を残してきたし、イモラでのシーズン開幕戦で好スタートを切れたことを考えると、ふたたび上位争いに加われると期待している」

「しかし、我々は、イモラでハイパーカー勢の実力差がどれほど僅かだったかを目の当たりにしたので、ミスやパフォーマンスを落とすことは許されないことを理解している」

●ニック・デ・フリース(7号車ドライバー)「スパでふたたびレースができるのが楽しみだ。とくに、チームにとっても個人的にもホームレースのひとつで、僕の故郷であるオランダにもっとも近い場所だからだ」

「スパにはいつも大勢の観客が集まり、特別な雰囲気に包まれるので、今回も素晴らしいレースになることを期待している。ファンの皆さんに最高のレースを見せたいと思っているよ」

●セバスチャン・ブエミ(8号車ドライバー)「スパは本当に特別なサーキットで、ドライブするのがとても楽しく、同時に非常にチャレンジングなコースだ」

「歴史的な場所で、レース界のレジェンドたちがここでレースをしてきたし、僕たちのチームにとっても数々の勝利を含め、たくさんの思い出がある。今でもハイパーカーを全開で走らせると笑顔になるし、走り出す瞬間が待ちきれないよ」

●ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)「ほぼすべてのドライバーにとって、スパはもっとも挑戦的でやりがいのあるサーキットのひとつだと思う。起伏のあるコースレイアウトと高速コーナーが特徴的な昔ながらのサーキットで、正確さと集中力が求められる、まさにドライバーズサーキットだ」

「TR010ハイブリッドのデビュー戦で優勝し、シーズンを最高の形でスタートできた。スパ、そしてル・マンでもその勢いを維持できるよう、全力でプッシュしていくつもりだ」

●平川亮(8号車ドライバー)「これ以上ないかたちでシーズンをスタートでき、これからもっと多くのレースで勝ちたいという気持ちが高まっています。スパは本当に楽しいサーキットで、そこでレースをするのは大好きです」

「ただ、高速セクションでの最高速と、セクター2でのダウンフォースの間で、クルマのバランスの落としどころを探らなければならないので、マシンのセッティングが難しいです。これはル・マンと似ているので、良い準備になりますね」

[オートスポーツweb 2026年05月06日]

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