首相官邸に入る高市早苗首相=7日午前、東京・永田町 自民党の麻生太郎副総裁や小泉進次郎防衛相が発起人となり、高市早苗首相(党総裁)を支持する議員連盟が発足することが7日分かった。茂木敏充外相や小林鷹之政調会長ら、実力者と「ポスト高市」候補が参加。来年秋の総裁選を見据え、首相の党内基盤を強化する狙いがあるとみられる。
議連の名称は「国力研究会」。発起人には萩生田光一幹事長代行や松山政司参院議員会長、有村治子総務会長も名を連ねる。麻生氏が最高顧問、有村氏や萩生田氏、首相の信頼が厚い木原稔官房長官が幹部に就く方向で調整している。21日にグラス駐日米大使を招き「発足記念講演会」を開く。首相はこの日は出席しないという。
首相周辺によると、木原氏が「安倍政権を支えた『創生日本』のようなものをつくりたい」と語ったのがきっかけ。創生日本は故安倍晋三元首相が会長を務め、第2次政権に向けて保守系議員を糾合する役割を担った。
当初は麻生派と旧茂木派、首相に近い議員が中心だったが、麻生氏が「高市色を強めるな」と指示。昨年の総裁選で陣営に参加しなかった議員にも呼び掛ける中で、小泉氏らが加わったという。ある関係者は「一部を除き、首相の再選に協力する流れを理解して集まっている」との認識を示した。

首相官邸に入る木原稔官房長官=7日午前、東京・永田町