12号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA) 2026年WEC第2戦スパ・フランコルシャン アレックス・リンの首の手術が延期されたことを受け、ルイ・デレトラズは今年のル・マン24時間レースにキャデラック・ハーツ・チーム・JOTAの『キャデラックVシリーズ.R』で挑むことになった。
リンは「進行中の首の負傷」とされる理由により、すでにWEC世界耐久選手権の開幕2戦を欠場しており、今月初めのスパではデレトラズが12号車キャデラックでリンの代わりを務めていた。
チームは以前、リンはル・マンで12号車のドライバーラインアップに戻ると述べていたが、現在はそうではなくなっている。
北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でもウェイン・テイラー・レーシングでVシリーズ.Rをドライブしているデレトラズは、ル・マンでふたたびウィル・スティーブンス、ノーマン・ナトとチームを組むことになる。
彼は、昨年LMP2プロ・アマ部門で優勝した後、フランスの耐久クラシックレースで、AO・バイ・TFのオレカ07・ギブソンを駆りLMP2クラスに参戦する予定であったが、代わりにトップカテゴリーのハイパーカークラスに出走する。デレトラズに代わって、デイン・キャメロン、PJ・ハイエットとともにAOのラインアップに加わるのは、LMP2のレギュラーであるジェームス・アレンだ。
デレトラズはル・マンにキャデラックのLMDhカーを走らせるだけでなく、火曜日にシルバーストンで行われたJOTAのテストにも参加している。
来シーズンのマクラーレンへの移籍がうわさされており、昨年のル・マンではハイパーポールで予選ポールポジションを獲得したリンは、次のように述べた。「ル・マンでレースができないこと、そしてチームとのシルバーストンテストを欠席することは、明らかに非常に残念だが、首の手術を無事に終え完全に回復することを優先しなければならない」
「手術に関するスケジュールの都合で、当初の予定どおりにはいかなかったが、今は前進するための明確な道筋ができている。自宅からチームを応援するよ。ルイ(・デレトラズ)、12号車のクルー、そしてキャデラック・ハーツ・チーム・JOTAの全員のル・マンでの健闘を祈っている」
JOTAの共同創設者であるサム・ヒグネットは、「我々の優先事項は、アレックス(・リン)が手術を終え、完全に回復し、できるだけ早く万全な体調で復帰できるようにすることだ」と付け加えた。
「当然ながら、彼がル・マンにいないことは残念だが、手術とリハビリを適切に完了するために必要な時間を取るという彼の決断を全面的に支持する」
「ルイがテストとル・マン24時間レースでマシンに乗ることをうれしく思う。彼はすでにチームをよく知っており、我々の準備にも加わっているため、他のクルーとともに素晴らしい仕事をしてくれると確信している」
リンがいつレースに復帰できるかについての具体的なスケジュールは、現時点では示されていない。
[オートスポーツweb 2026年05月21日]