4人殺害事件から3年を迎え、事件発生時刻に合わせて黙とうする長野県警中野署員ら=25日午後、同県中野市 長野県中野市で2023年5月、住民女性と警察官の計4人が殺害された事件から3年を迎えた25日、亡くなった警察官2人が所属していた県警中野署では署員約50人が4人の冥福を祈った。
同署2階の道場では、事件発生時刻の午後4時半ごろに合わせて署員らが事件現場の方角に向かって1分間の黙とうをささげた。橋本和也署長は「亡くなられた方々の無念、ご遺族の悲しみをしっかりと受け止め、管内の治安維持に奮闘していかなければならない」と訓示した。
殺人などの罪に問われた青木政憲被告(34)に対し長野地裁は昨年10月、完全責任能力を認めて死刑判決を言い渡し、心神耗弱を主張する弁護側が控訴した。公判で黙秘していた青木被告は最終意見陳述で「迫害を受け、人を殺して死刑になるためにここに来た」などと述べた。東京高裁によると、控訴審の公判期日は決まっていない。