家電量販、PBで差別化=ネット・異業種に対抗

5

2026年06月05日 08:02  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 家電量販最大手ヤマダホールディングス(HD)と大手エディオンが経営統合を目指すのは、商品開発力の強化が狙いの一つだ。「アマゾン」などのネット通販や異業種の台頭で競争が激化する中、安売り一辺倒では太刀打ちは困難。値ごろ感と独自性のあるプライベートブランド(PB)を核に差別化を急ぐ。

 家電量販業界は、店舗の大型化と値下げ合戦を繰り広げつつ成長してきた。しかし近年はネット通販が定着。製品も国内メーカーが相次ぎ撤退する代わりに中国・韓国製が存在感を増す。さらに、家具大手ニトリホールディングスやディスカウント店「ドン・キホーテ」など異業種が価格を抑えた自前の家電を売り始めている。

 危機感を抱く家電量販各社が目を付けたのがPBだ。ヤマダHDは約10万円のドラム式洗濯乾燥機など、消費者の声を生かしたデザインと価格設定が特徴で、29年度までに家電販売に占める構成比を2割超に高める方針。エディオンもカラフルな調理家電などに力を入れる。

 ノジマは今年4月、日立製作所の家電事業を買収すると発表。野島広司社長は、「お客さまのニーズに応えた商品を世の中に出していきたい」と、商品開発の強化に意欲を示した。早稲田大学大学院の長内厚教授は、「製品の差別化が難しい時代に売り場があることは有効。ショーケースになる」と話している。 

このニュースに関するつぶやき

  • 正直家電店が出すPB家具を買おうとは中々思えないよね、価格の安さでも中国製・韓国製にも及んでいない物が多かったし幾ら保証が手厚くもそもそもの物の性能が信用ならない。安くて高性能を目指すしかないのでは
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

ランキングトレンド

前日のランキングへ

ニュース設定