清酒酵母で発酵させた国産コーヒー=1日、京都市伏見区の月桂冠大倉記念館 製造過程で清酒酵母を使ったオリジナルの国産コーヒー「吟彩」を京都市の清酒メーカーなどが開発、販売を始めた。メーカーの担当者は「気候変動で将来、コーヒーの収穫量が世界的に激減する可能性もある。日本の伝統技術と革新性を生かし、自給に向けた取り組みを知ってもらうきっかけにしたい」と話している。
収穫後のコーヒー豆は、ウオッシュド(水洗式)などの製法では、微生物によって発酵させる工程を経て焙煎(ばいせん)する。この過程で味わいに変化が生まれるとされる。「吟彩」は千葉県内でハウス栽培した国産のコーヒー豆を清酒造りに使う酵母で発酵させることで、豊かな香りと透明感のある味わいがもたらされたという。