LMGT3クラスに独占供給されているグッドイヤーのレーシング・イーグル・タイヤ グッドイヤーは、FIA国際自動車連盟およびACOフランス西部自動車クラブとのパートナーシップを複数年延長し、2029年シーズンまでWEC世界耐久選手権のLMGT3クラスにおける独占タイヤサプライヤーに留まる契約を締結した。
6月11日に発表されたこの合意により、アメリカのタイヤブランドが世界選手権に対して長期的にコミットしていくことが確固たるものとなった。この継続的なパートナーシップの一環として、グッドイヤーは来季2027年からWECおよびELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズにおいて、新世代の『グッドイヤー・レーシング・イーグル』タイヤの仕様を導入する予定だ。
刷新されるラインアップには、ドライ路面用スリックタイヤの『イーグル・ミディアム』と、新しいウエット路面用のレインタイヤが含まれる。どちらのタイヤにも、コンパウンドの66%が持続可能な素材で構成されるという。
「この契約延長は、イノベーションのプラットフォームとしての耐久レースに対するグッドイヤーの長期的コミットメントを強化するものだ」と語るのは、グッドイヤー・レーシングのザビエル・フレイポン副社長。
「2027年からの次世代イーグル・タイヤにより、我々はパフォーマンスの基準を引き上げるだけでなく、トップレベルの競技において、より高いレベルの持続可能素材含有率を持つタイヤを実現するという目標を加速させていく」
ACOのピエール・フィヨン会長は次のように付け加えた。「グッドイヤーは、WECにLMGT3カテゴリーが導入されて以来、同クラスの成功と発展において重要な役割を果たしてきた」
「このパートナーシップを2029年まで延長することは、FIA、ACO、そしてグッドイヤーの間の共通の野心を反映している。それは、強力な競技の一貫性を確保しながら、イノベーションを推進し続けることである」
「高いレベルの性能と、持続可能素材の含有率向上を組み合わせた2027年からの新世代タイヤの導入は、耐久レースが今後も取り組むべき方向性、すなわち技術的な卓越性と責任が密接に関連し合う姿を完璧に体現している」
一方、FIAとACOは2030年から2032年までのハイパーカークラス向け独占タイヤプロバイダーの入札結果を発表する予定だが、現在の契約メーカーが優勢であると理解されている。グッドイヤーも今年初めにハイパーカーのマシンで有望なコンパウンドを評価し強力な入札を行ったものの、ふたたびミシュランが選ばれる見込みだ。
[オートスポーツweb 2026年06月11日]