恋愛の駆け引きを歌った「ラブレス」をリズミカルに届けたのち、たなかは「ステージの前に行われた株主総会を見学して、あらためてアミューズの規模の大きさを実感した」と語った。ラストは昨年リリースした3rdアルバム『Seein' Your Ghost』に収録されたポップロックナンバー「花霞」。たなかが切ないボーカルを響かせ、桜や煌びやかな光が舞う映像と融合したステージも鮮やかだった。
Diosに続いて、2016年に『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)のパラド/仮面ライダーパラドクス役でテレビドラマ初出演を果たし、現在放送中の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合)にも出演する、俳優・甲斐翔真が登場。2020年に上演された『デスノート THE MUSICAL』にて初舞台にして初主演を務め、その後も『エリザベート』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』『キンキーブーツ』といった舞台でも活躍、10月からは『ミス・サイゴン』への出演も控える甲斐は、ミュージカルナンバーを中心としたパフォーマンスを展開した。
続いて、自身がこれまでに出演してきたミュージカル作品よりメドレーを披露。『キンキーブーツ』より「Land of Lola」、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より「Shut Up and Dance」、『RENT』より「ONE SONG GLORY」と続き、『next to normal』より「I'm Alive」では客席からのクラップも送られ、パワフルな歌唱で会場を盛り上げた。
続いて、これまでのキャリアを振り返るようにして『マタ・ハリ』より「普通の人生」、『デスノート The Musical』より「デスノート」、『ロミオ&ジュリエット』より「僕は怖い」、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より「Roxanne」と、再び出演作のメドレーを届けたのち、甲斐は「日本でミュージカルを社会現象にしたい」と今後の夢を語った。そして、パフォーマンスのラストには「自分のなかでもとても大切な曲」だと口にし、『キンキーブーツ』より「Hold Me in Your Heart」を披露。ミュージカル界の次世代として最前線に立つ甲斐は、圧巻の歌唱を見せてステージを締めくくった。