
ダブル台風が発生中です。台風9号は発達しながら西よりへ進み、6日(月)には「猛烈な」勢力となるでしょう。沖縄など日本に影響を与える恐れもあり、今後の動向に注意が必要です。台風10号は日本への直接的な影響はない見込みです。
ダブル台風発生中 台風9号は「猛烈な」勢力へ

マーシャル諸島の台風9号は今後も西よりへ進むでしょう。海面水温の高い海域を進むため、急速に発達するで予想です。3日(金)18時には「強い」勢力に、5日(日)には「非常に強い」勢力に、6日(月)には「猛烈な」勢力に発達するでしょう。台風の勢力とは最大風速で決まり、「猛烈な」勢力とは最も強いランクです。
また、台風10号が3日(金)午前3時に南シナ海で発生しました。台風10号は今後も北上し、大陸へ進む予想で、日本への直接的な影響はない見込みです。
台風9号は列島に影響のおそれ

上の図は、気象庁による「台風進路予測図」です。この「台風進路予測図」は、天気予報等の基礎資料である数値予報の計算結果をそのまま描画したもので、気象庁が実際に発表する台風情報と異なる内容が含まれる場合があります。
複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからで、この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。
上の図のように台風9号は、西よりに進んだあと、北よりへ進むと予測するものが多くなっています。予測にバラつきはありますが、来週後半以降、先島諸島など沖縄に影響を与える可能性があります。今後の動向に注意が必要です。
また、台風の影響で太平洋高気圧の勢力が強まることで、本州付近で厳しい暑さとなることも考えられます。最新の情報にご注意ください。
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エルニーニョ現象発生時の台風の傾向

なお、エルニーニョ現象発生時は、台風の発生場所が通常よりも南東にずれる傾向があり、海上を進む距離が通常時より長くなるため、勢力が強まりやすくなる傾向があります。今回の台風も海面水温の高い海域を進むため、発達する予想です。
今後、秋にかけてもエルニーニョ現象が続く見込みで、勢力の強い台風が多くなる可能性があります。改めてハザードマップや非常持ち出し袋の確認をするなど日頃から防災意識を高めておくと良さそうです。
