ジャック・ミラーと中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2026鈴鹿8耐 決勝トップ3会見 7月5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2026 FIM世界耐久選手権”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会』の決勝レースでYAMAHA RACING TEAM(中須賀克行/ジャック・ミラー/アンドレア・ロカテッリ)が2年連続で2位表彰台を獲得した。会見では最終スティントを担当したロカテッリがレースを振り返った。
■ロカテッリ「チームが一丸となって戦い抜いた結果」
「今年の鈴鹿8耐もとてもクレイジーなレースだったね。とても難しいコンディションだったし、やっぱりあの状況だととても複雑だね。外から見ている分には美しい景色に見えるかもしれないけど、ひとりひとりのライダーが本当に走行中は苦労していたと思う」
「あのコンディションでもペースが違うライダーを追い抜かないといけないし、ところどころにオイル漏れもあったりと、1ラップ、1ラップが本当に複雑な状況ですべてのライダーが集中していて、僕も一生懸命に頑張って走ることができたと思う。もしドライで走れていたら、クリーンなレースになったいただろうけど、雨の中でも本当にチームはとてもハードワークをしてくれたよ」
また、雨量が増えたために2回目のSCが導入されたことについても「そしても2回目のSCをあの場面で出す判断をしたレースダイレクションに関しても、本当に感謝しているよ。あの時は雨が本当に強くて、僕も含めて周りの数名のライダーたちはスピン寸前だった。実際にスピンをしてしまったライダーもいたからね」と言及した。
また最後には2位表彰台獲得についても「僕も暗く雨の中で走っていたから不安ばかりだったけれど、僕たちはYAMAHA FACTORY RACING TEAMとして2位でフィニッシュできてとても嬉しいよ。チームが一丸となって戦い抜いたから、この結果に繋がったと思う。本当に嬉しいし、感謝しているよ。また鈴鹿8耐の舞台に戻ってきて、挑戦したいね。僕をこの場に呼んでくれて本当にありがとう」との嬉しさも語った。
「優勝したHonda HRCのみんな、本当におめでとう。本当に素晴らしいレースだったよ」と最後には5連覇を達成したHonda HRCを称えた。
■中須賀克行「ふたりは走る勇気を与えてくれる。2位は悔しい思いでいっぱい」
また、質疑応答では優勝した高橋巧(Honda HRC)のコメントで「中須賀さんに勝ち逃げされなくて良かった」という話があり、それに対するどういった思いがあるかという質問が寄せられた。中須賀は口頭に「難しい質問ですね」と答えたが、以下のように思いを語った。
「まずはHonda HRCさんをおめでとうと讃えたいですね。去年も勝ち逃げされているのますし、今年もチーム一丸となってトップを狙っていましたが、Honda HRCさんが強かったです。自分たちも昨年と同じ体制で挑みましたが、本当にロカ選手もジャック選手もまた我慢させるような場面が色々ありましたが、本当にふたりは自分をリスペクトしてくれていて、自分自身に走る勇気を与えてくれています」
「今回もこのふたりに支えてもらいながら、セッションを戦ってベストは尽くしましたが、惜しくも2位ということで、悔しい思いでいっぱいです。でも、またチャレンジできる機会があるのであれば、チャレンジしたいと思っています。鈴鹿8耐自体は今年がおそらく最後になると思いますが、まだまだ全日本ロードレースもあるので、いい結果を残せるように頑張っていきたいと思っています」
[オートスポーツweb 2026年07月06日]