スタートの瞬間をHonda HRCのピット/2026
鈴鹿8耐
7月5日、三重県の鈴鹿サーキットで『2026 FIM世界耐久選手権”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会』の決勝レースが行われた。Honda HRC(高橋巧/ジョナサン・レイ/ソムキャット・チャントラ)は危なげなくトップを快走して優勝を飾り、前人未到の5連覇を達成。ホンダとしても通算32回目の勝利を挙げた。
ポールポジションからのスタートなったHonda HRCは、決勝では高橋がスタートライダーを担当。3番手でスタートしていくが、早々の11周名にトップを奪い返すことに成功。また、1度目のSC(セーフティカー)導入直前に再び2番手へと順位を下げたものの、28周目に先頭に立つと、そこから猛プッシュをして落ち着いた走りでアドバンテージを築いていく。
一時的に雨が強まったり、弱まったりと難しいコンディション変化にも上手く対応し、完璧なピット作業で手堅いマージンを築き上げていく。高橋とレイでタスキを繋ぎ、ライバルの接近を許さずに淡々と首位独走体制を死守していた。最終盤はSCリードでの終了時刻を迎えることとなったが、盤石の体制で188周を走破。鈴鹿8耐で5連覇を達成し、ホンダとしても通算32度目の優勝を挙げた。
残念ながら悪天候ということもあり、急きょ参戦となったチャントラは、決勝で出走経験こそなかったものの、3人で戦い抜き、まさにパーフェクトなレース運びで勝利を勝ち取った。また、主砲の高橋も自身の持つ最多優勝記録を8勝目に伸ばした。そんなHonda HRCにを祝してホンダはプレスリリースを発行し、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長のコメントを掲載した。コメントは下記のとおりだ。
「Honda HRCは、鈴鹿8耐において5連覇を達成し、Hondaとしても通算32勝を成し遂げることができました。これはライダー、チームスタッフ、関係者全員の力が結集した結果です。さまざまな記録がかかった挑戦は大きなプレッシャーとの闘いだったと思いますが、それぞれが自らの役割を全うし、最後まで戦い抜いた姿を誇りに思います。特に高橋選手は、自身の最多勝記録を更新する通算8勝目を挙げ、チームの勝利を力強く牽引しました」
「また、レイ選手、チャントラ選手もそれぞれの経験と強みを発揮し、チームとしての総合力を高めてくれました。この挑戦を支えてくださったスポンサーの皆様、そして現地・世界中から声援を送っていただいたファンの皆様に、心より御礼申し上げます。これからもHRCはさらなる高みを目指して挑戦を続けてまいります」
[オートスポーツweb 2026年07月06日]