躍進のジェネシス勢を押さえアルピーヌが一番時計。LMGT3はトップ2が同一タイム【FP3レポート】

0

2026年07月11日 23:50  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

FP3で最速タイムを刻んだ36号車アルピーヌA424(アルピーヌ・エンデュランス・チーム) 2026年WEC第4戦サンパウロ
 7月11日、ブラジルのインテルラゴス・サーキットでWEC世界耐久選手権第4戦『ロレックス・サンパウロ6時間レース』のフリープラクティス3回目が行われ、フレデリック・マコウィッキ/ジュール・グーノン/ビクトール・マルタンス組の36号車アルピーヌA424(アルピーヌ・エンデュランス・チーム)が最速タイムをマークした。

 走行初日となった金曜に引き続き、晴天に恵まれたインテルラゴス。ドライコンディションの下、気温21.2℃、路面温度26.5℃でスタートしたこのFP3は午後の予選前最後のプラクティスだ。

 93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)が接触を受けてスピンを喫するなど、複数の小さなアクシデントはあったものの、中断することなく進んだ60分間のセッションでは、いつものように序盤に予選シミュレーションを行うチームが多数だった。

 まずタイミングモニターの最上段につけたのはハリー・ティンクネル駆る007号車アストンマーティン・ヴァルキリー(アストンマーティンTHORチーム)で、タイムは1分24秒246。すぐさまアントニオ・ジョビナッツィの51号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)、ピポ・デラーニが乗り込んだ17号車ジェネシスGMR-001ハイパーカー(ジェネシス・マグマ・レーシング)も1分24秒台に飛び込んでくる。

 その後、マルコ・ソーレンセン駆る009号車アストンマーティンが2番手タイムを記録するも、すぐさま38号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA)のジャック・エイトケンがタイムを塗り替える。さらに2度目のアタックを行ったデラーニが1分24秒310で2番手につけたあと、姉妹車19号車ジェネシスのマシュー・ジャミネが逆転するが、これを1分24秒267というタイムを刻んだ50号車フェラーリのアントニオ・フォコが上回っていく。

 2番手が目まぐるしく入れ替わるなか、セッション開始から10分後、36号車アルピーヌA424のマルタンスが首位に躍り出る。タイムは1分24秒038だ。直後、19号車のジャミネが2度目のアタックで差を詰めるが0.165秒届かない。また、007号車アストンマーティンも自己ベストタイムを100分の2秒更新するも、オレカシャシーベースのLMDhカー2台を捉えるには至らなかった。

 結局このトップ3は最後まで変わらず。4番手の17号車ジェネシスをはじめ、5番手50号車フェラーリ、6番手の38号車キャデラックまでがトップとコンマ3秒以内に入った。7番手の51号車フェラーリはトップから0.440秒おくれ、これに続いた35号車アルピーヌと94号車プジョーのギャップはそれぞれ0.008秒と0.014秒だった。トップ10を締めくくったのは009号車アストンマーティンだ。

 トヨタの2台は平川亮組の8号車TR010ハイブリッドが12番手。小林可夢偉がアタックを行った7号車は14番手でFP3を終えている。

 LMGT3クラスではハイパーカーのアタックが落ち着いた、スタートから20分後にタイム更新が相次いだ。

 序盤にトップに立ったのは58号車マクラーレン720S GT3エボ(ガレージ59)だったが、54号車フェラーリ296 GT3エボ(ビスタAFコルセ)のフランチェスコ・カステラッチが1分34秒740というタイムでクラス首位を奪う。

 この直後、ジャンマルコ・レボラート駆る88号車フォード・マスタングGT3エボ(プロトン・コンペティション)が逆転。すると、ビスタAFコルセの姉妹車21号車フェラーリも2番手に順位を上げる。同車をドライブするサイモン・マンは再アタックで1分34秒416を記録しトップに立った。

 その後、セッションの折り返し段階でルイ・アンドラーデが1分34秒283を記録。61号車メルセデスAMG GT3エボ(アイアン・リンクス)が首位に浮上した。ほぼ同じタイミングで3番手タイムを記録した87号車レクサスRC F GT3(アコーディスASPチーム)は、その後タイムを更新しトップと同タイムを記録している。

 このトップ3に続いたのは、前出の88号車フォードだ。5番手以下は69号車BMW M4 GT3エボ(チームWRT)、10号車マクラーレン、54号車フェラーリ、34号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(レーシング・チーム・ターキー・バイ・TF)で、23号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボに続いたハート・オブ・レーシング・チーム姉妹車27号車がトップ10の最後のスロットに収まっている。

 WEC第4戦サンパウロの予選およびハイパーポールは、このあと14時30分(日本時間12日2時30分)から行われる予定だ。

[オートスポーツweb 2026年07月11日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定