トヨタ・レーシングの2台のトヨタTR010ハイブリッド 2026WEC第4戦サンパウロ 7月11日にブラジルのインテルラゴス・サーキットで行われたWEC世界耐久選手権第4戦サンパウロ6時間レースの予選。トヨタ・レーシングは厳しい戦いを強いられ、トップ10圏外から決勝レースに臨むこととなった。
チームは、先月のル・マン24時間レース優勝を受け、マニュファクチャラーズおよびドライバーズ両選手権のランキング首位につけている。しかし、ブラジルでは10日金曜日のフリー走行初日から苦戦しており、予選でも思うような結果を得ることができなかった。
17台のハイパーカーが出走した予選は非常に接戦となり、全車のタイム差はわずか0.739秒。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮がドライブする8号車は14番手。ル・マン24時間レース優勝を果たし、ドライバーズランキングで首位につけるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ニック・デ・フリースの7号車は16番手となった。
予選へ向けた最後のフリー走行(FP3)では、エンジニアとドライバーが金曜日のセッション後に実施したセットアップ変更を評価した。しかし、1時間のセッション終了時点で8号車が12番手、7号車が14番手にとどまり、TR010ハイブリッドにとって厳しい予選となることが予想されていた。
FP3序盤にそれぞれのベストタイムを記録した可夢偉と平川が予選を担当し、ハイパーポール進出の条件となるトップ10入りを目指してアタックに臨んだ。
晴天の午後、気温27度のコンディションで行われた12分間の予選では、両ドライバーとも周回を重ねるごとにタイムを改善しながら最後まで全力でアタックを続けたが、わずかな差でハイパーポール進出を逃した。
トヨタ・レーシングから公式予選に挑んだふたりのドライバーのコメントは、以下のとおり。
■小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)
「予選結果は、もちろん期待していたものではありませんでした。今週はここまで厳しい戦いになっており、決勝も簡単なレースにはならないと思いますが、チャンピオンシップのために、少しでも多くのポイントを持ち帰れるよう全力で戦います」
「ブラジルのファンの皆さんに楽しんでいただけるレースになるように、チーム一丸となってベストを尽くします」
■平川亮(8号車)
「厳しい予選となりましたが、持てる力はすべて出し切れたと思います。私のベストラップはミスなくまとめることができましたし、マシンのパフォーマンスも最大限に引き出せました」
「決勝では充分戦えるペースを発揮できると思っていますが、天候が不確定要素です。今シーズンは戦略面で良いレース運びができているので、明日もその強みを生かし、できるだけ多くのポイントを獲得したいです」
[オートスポーツweb 2026年07月12日]